第14話 文化祭1日目
この日ばかりはみんなクラスが準備してきものを披露する機会で、とても楽しいことが起きるというワクワク感が止まらない。
わたしはいつもより少し上に結っていたのが見えていたんだ。子どもの頃に踊ることができるかもしれなかった。
「
「ありがとう。編み込みにして良かったかもね」
「そうなんだ」
わたしはすぐに笑顔でいろんな話をしていくことができるんだ。
そのなかですぐに楽しいことをしているのが話していることが大きいかもしれない。
クラスのパフォーマンスは午前と午後で踊ることをしているのが見えて、懐かしいかもしれないと思っているのが見えたんだ。
時間は午後一時半と意外と良い時間帯に選ばれたので、わたしたちは昼には体育館の一階に集合することになっていたんだ。衣装を入れた黒いデイバッグを片手に歩いて行くことにした。
「中等部の回るのは午後にしない? 意外と時間ないよ」
「そうだね」
一日目と二日目はどっちも同じことを披露することになっているので、教室でギリギリまで振付の確認をしてからフリーダンスを行うことにしているんだ。
「あ、おはよう」
「
「
「そうなんだ」
着替えてから教室を出て体育館へ集合したとき、みんなドキドキしている人もいるみたいだった。
裏方に回っている人も照明と音響を確認していくことをしていくのが見えたりしているんだ。
「
「うん。少しね」
わたしは上にいる吹奏楽部とダンス部のパフォーマンスが終わるのを待って、二階のステージ裏に行く。
「みんな、準備は良いですか?」
「はい!」
「最後の文化祭、思い切り楽しむよ」
「はい」
二階のステージ裏に行くと音響と照明の子たちが確認をしていくのが見えたのが見えている。市ノ瀬さんと一緒に踊ることがとても楽しいかもしれないと感じている。
「あ、始まった」
『みなさん。こんにちは! 三年四組はダンスパフォーマンスを行います。どうぞ一緒に盛り上がってください』
そのアナウンスで歓声と拍手が後ろでも大きいということが伝わってくるの。
流れてきたのはBTSメドレーで藤島さんが一人で踊り始めているのが見えた。
それで次々とステージで踊り出していているんだけど、わたしはその後に踊るために準備をしていく。衣装はそのままで踊ることにしている。
ジャニーズのなかでもかなり高難度なダンスを踊る曲になってから、みんなが歓声を上げているのが見える。
わたしはすぐに光のなかへと入ってから
ラップのところで英語詞を表現しながら、振付は忠実に踊っていったんだ。
そのなかですごい歓声が上がっているのがわかるんだけど、YouTubeで覚えてきたことができる。舞台上ではいままでのことなんて関係ないと考えているんだ。
センターを踊るのはとても楽しくて、ときどきランウェイみたいに設置されている部隊の方へと歩いて煽ることをしていた。
「美琴! かっこいいよ!」
「上手かった」
「すごいね」
「うん……マジですごい」
そのなかで社交ダンスのような踊りで二人が出てきた。
80年代を彷彿とさせるメロディーに乗せて、その時代に似せた衣装はとても似合っている。
「渡辺さんたちかっこいいね」
「うん」
ギターソロで揃ったターンをステップで舞台を回って、歌詞はとても大人な恋を歌っているようで別れを歌っているようだった。
二人とも恋人同士のような表現の仕方ですごい大人っぽいんだ。
「すごい……宮野さんのリードが上手すぎる」
「うん」
その後に舞台袖にはけてから宮野さんたちの曲が掛かっている。
二人は男女のカップルのように社交ダンスでおどっているのが見えて、勢いよくステップを踏む姿はまるでプロのミュージカルを見ているかのようだった。
わたしのフリーダンスの曲が聞こえてきて、イントロが変わるところで踊り出しているんだ。
狼の遠吠えのような歌声の後からは音楽に乗せてただ動いていくようなことがとても楽しいし、自分のなかで表現していくと毎回異なるものになってしまう。
サビ前はバレエのような振付を入れてからサビからはヒップホップの振付へと入ってからは照明がまぶしいなんて思っていない。
二番のラップが始まるときにダンッと音が下がるところでジャンプする。
「ダンス部にいたよね? あの子って」
「うん。一年生のときに」
ラスサビのあたりまで行くときのメロディーは勝手に体が動いていくような感じだ。
ロボットダンスのようなステップしてからカクカクと腕を動かしていたんだ。
その後に市ノ瀬さんが加わってラップのところで藤島さんと宮野さんが加わっているのが見えた。
そこからはあっという間に舞台のパフォーマンスが終わってしまったんだ。
クラスのみんなでお辞儀をしてから体育館を出たときに
制服に着替えてからわたしはお昼を教室で食べてから午後に中等部の校舎へ向かった。
中等部の校舎はモダンなデザインでとてもおしゃれな感じで、セーラーの襟にある線の本数が違うことが違和感を感じる。
「日菜。どこに行く?」
「あ~、ここに行ってみたい」
「確かにね」
「お化け屋敷って何クラスもあるんだね」
「あ、お好み焼き。買いに行かない?」
「良いよ」
「ミスター結城のことがとても楽しみ」
「うん。明日の午後二時に集合だから……楽しみだね」
「そうだね。手短に回ってから、すぐに帰ろうと思ってるんだよね」
「うん」
そして、かなりクオリティが高いお化け屋敷を全部回っていた。どのクラスにはとても怖いところもあるし、初心者向けのところもあったりしているんだ。
わたしはすぐに高等部の校舎に行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます