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『転生』や『転移』したとしても、元々の素質は変わらないので、世界線によっては即死します。
例えば、中世ヨーロッパに似た環境に『転移』したとすれば、ほぼ黒死病(ペスト)の餌食ですし、異能力(チート)を発揮すれば異端審問官に捕まって裁判にかけられます。
元々、世界に存在しなかった『転移者』に人権はないでしょう。
まだ『転生者』の方が、世界ルールを学んでいけば、行いによっては生存の可能性がありますかねぇ。
そもそも物心つくまで成長できるかがギャンブルですね。
さらに現代ルールに縛られて、自由を求めて旅をしていたら、不慮の死が見えます。
異能力(チート)を発揮した瞬間に、その国の異端……以下略。
SF好きな者がファンタジー世界をみると、なんとも残酷だと思います。
その異世界で何かを成そうとすれば、代わりに、現代から持って行った何か(知恵、技術、経験値、能力など)を失う可能性が大いにあります。
どの世界も人類には優しいとは思えませんねぇ。
異世界は生きるのも過酷な試練です。
ついでに、まぁ……現実世界も似たような感じですね。
優しくない世界なので、せめて他人には優しくありたいです。
そして、クリムゾンバレー君、煉獄の世界へようこそ~!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
無断で伐採をしたら領主に捕まってゲームオーバーとかもあり得そうですね、恐ろしや…
仰る通り、転生もリアル中世なら完全にガチャで失敗した瞬間、終わりが見えてくるところだと思います。
ある程度恵まれてたとしても、衛生観念とかついていけないですからねぇ…
ミーツェがいる世界は割とその辺は「魔法で何とか~」な世界観ではありますが、地方によっては格差はあります。
リム=パステル(都会)上下水道が魔導具で整備されているのに対し、ツーク村は下水処理しか出来てなかったりなどです。
ちなみにクリムゾンバレー氏はミーツェが転生する2年前には転移してきているんです。
妖精の花畑やアレクシアとの会話でちょっとだけ触れてきた部分ですね。
エストの神託なんかもあって転移してから優遇された(いい様に吹き込まれた)こともあって、本人の人格は大分歪んでしまっています。
時系列的には以下です。
20年前…アレクシア爆誕
12年前…ファルナに神託
8年前…救世主が現れるぞー、の神託
4年前…クリムゾンバレー氏、異世界に立つ
2年前…ミーツェ、異世界に放り込まれる
ミーツェに関して以外は全部エストの仕業です。
うわー、下世話でちゅーにびょうが出てきた……。
メルミーツェさんの「ダセ───!」叫ばずにはいられない、わかります……。
キャラが立ってますね。そして、エルフの為にも、排除しなければならない相手なのがわかります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
アユムくん、典型的な勘違いくんなんですよねぇ…
書いてるとき、ある種の共感性羞恥で死にそうになった記憶があります笑
とは言え、実は彼もこの世界の被害者と言えば被害者なんです。