-第3話-

 早朝、襟付きのシャツの表面をボタンで1個1個閉めていき、その上にミッドナイトブルーのチョッキを羽織り、前の3つのボタンを閉めると。ベッド横の姿見の前に立って、前かがみになりながらライトブラウンの髪を横から後ろへなでつけた。青いロングブーツは既に履いているロドリゴは、自室へ戻って鞄を手に取り、中に重要な書類が入っていることを確認してから鞄を閉め、そのまま外に出て、馬に鞍をかけ乗る。

 目指すは今日、議会や定例会が開かれるセレイレル城だ。


 同じ頃、学園では新しい議会にアデリアーナが議会長として就任する、とりまきたちは書紀や会計係に就く。そこに議会員として全校生徒から票を集めたミリターニャが入るが、アデリアーナやとりまきたちから無視される。

 ミリターニャは議員会では第三者委員会が必要と考え、自分が出席するしない関係なく、第三者委員を毎回出席させた。


 とても偉そうでいじわるな態度ばかりをとったり、ミリターニャの意見を無視したり、アデリアーナの意見しか聞かないとりまきたちは第三者委員や他の全校生徒に問題視され、アデリアーナとそのとりまきたちは議会を去っていく。

 同日、午後にも議員会選が始まった。


 立候補したニーナとフレデリコとミリターニャは票を集め、ミリターニャが議会長になり、ニーナは書紀係、フレデリコは会計係になった。

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私のアオハル日記 翳 暗鳴(かげ・あんな) @peeepop202212

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