ある受刑者へのインタビューで天罰も霊も信じない、
殺した奴が夢にも出てこないし俺はまだ生きていると
答えたと聞いた事があります。
罪の意識とは自らの気づき次第なのだなぁと思いました。
何をもって償いとするかは人それぞれですので、
その幼子を亡くした両親が今のトニオを見て
どう思うかは…。
作者からの返信
怖い話ですね・・・! それでは本人が罪を意識しない限り何度でも同じことを繰り返してしまいそうです。あの日まではトニオさんもそう思っていたのかもしれません。
そうなのです。トニオさんの行いは自己満足でしかないので、亡くなった子のご両親が納得するはずもなく、国としても認めるわけにはいかないのです。なので今回リナちゃんの選択肢はほとんど無いのです・・・。
リナちゃんが切っ掛けで、犯した罪の重さを自覚したんですね( ;∀;) 名も知らぬ子供をトニオさんが殺していなければ、リナちゃんは助けてもらえなかった可能性もありますね……運命ってやつは何とも……(´;ω;`) 二人の子供のお陰で、トニオさんは改心したんですね。
にしても、やはりリナちゃん、人の懐に入るのがうまい! 黙々と作業を手伝ってさりげなくご飯の支度。強引だけど受け入れられる空気を作っちゃいますね!
作者からの返信
そうなのです。あの日の勇者様は勇者どころかこそ泥どころか人殺しだったという・・・。それでもリナちゃんが彼に助けられたことはまぎれもない事実です。
リナちゃんはたぶん何も計算していないのが良いのでしょうね。当たり前のように自然に距離を縮められる能力、私にも欲しいと思います・・・。