毎回面白いのですが、今回は特に後味の良い話でした。
もしも行方不明者が、魔女の実験台になっていたらどうしようとか、前回がゾンビだったから、今回はタイ◯ントでも出てくるのではないかとか、そんなことを考えていましたが、気持ちの良いハッピーエンドで本当に安心しました^^
しかしリナちゃん、行きずりで誰かと同行したり、長い付き合いになりそうだったりすることはあっても、最後には一人きりになってしまいますね。
もしかしたらプシュケーが仲間になるのではないかとも思いましたが、それも叶いませんでした。
もしかすると、これもこの話の一つのテーマだったりするのでしょうか?
作者からの返信
ありがとうございます! やっぱり物語を書く以上は読んで頂いた方に「ああ良かった面白かった!」と感じてほしいので、後味すっきりと締めたいと思っています。物語の都合上そうはいかない場合も多いのですが・・・。
む! さすが鋭いですね。そうなんです、リナちゃんは一つのエピソードが終わると大抵一人になってしまいます。これは「勇者といえば仲間と旅するもの」という常識のようなものを壊す意図がありまして、アルバイトで生計を立てていたり、行政機関からぞんざいな扱いを受けたり、力を犯罪に使うクズもいたりと、意図的に「勇者」のイメージを悪くしています。
そんなイメージの良くない勇者リナちゃんが、今まで出会った日替わりヒロイン(?)と共に最終決戦に挑む、とそこは王道で締めたいと考えています。そろそろこのリナちゃんの物語も終盤に差しかかりました。あと30~50話程度かと思われます、是非とも最後までお付き合いくださいませ。
馬を大根の輪切り連結体の様なナニカにしてしまうプシュケー。正直、絵心が無いとはいえ研究者向きじゃない気がするのですが……いや、それを取り敢えずの勢いでゴーレムとして再現しちゃうバイタリティはやっぱ研究者向きなのかな?
馬の様なナニカさんはお怒りだったのかもしれませんね。
ハッピーエンドとはならなかったようですが、ちゃんと人に迷惑をかけたくなくて責任を取る事を考えてる辺り、やっぱりリナちゃんと似てますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
確かに研究者には絵の上手い方が多いですね。図を書いたりすることが多いからでしょうか。
プシュケーは天才型なので頭に正確な図面を描けるのですが、きっと手先が絶望的に不器用なのです。
このエピソードを書く時、リナちゃんは元気なアホの子、プシュケーは賢いアホの子と設定しました(笑
ああ( ;∀;) 仕方がなかったとはいえ、せっかくお友達になれたのにプシュケー、悲しいですね。でもこうしてリナちゃんが語ってくれますから、きっと町の人たちの中に口伝として残っていきそうな気もします。
今回は童話みたいな印象を受けました。霧の町、色彩豊かなカンドレバ。リナちゃんが不思議な体験をした、ちょっぴり物哀しいけど素敵なお話でした(^^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
プシュケーはもう数百年前に亡くなっているので、やはりハッピーエンドとはいきませんでした。でも霧の魔女と七色の蝶はリナちゃんの心の中にも、町の象徴としてもずっと残ることでしょう。
そうですね、今回のお話は童話や昔話のような感じですね。題材をお借りした作者様が気に入ってくれると良いのですが・・・。
そして次話で再登場のクロちゃん、リージュにセクハラしてしまいます(!?)
天候を操るとなると恩恵も多いでしょうが容易に武器にもなる力です。
それもあって密かに研究していたのでしょう。
正義感に燃えて、というより、困ってる人が助かるといいなぁぐらいの
感じの人なので、そこまで大層に考えて無かったかもですが…。
プシュケーが研究した魔法や魔道具が現代で役立っていると良いですね。
道案内の蝶々が長く稼働していたのも、町の人の思いが
魔力変換されて…とかだと素敵です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね。たぶんプシュケーに深い考えは無さそうですが、リナちゃんのように誰かのためだったのでしょう。
プシュケーが研究した魔道具!町の人の思いが道案内の蝶に!
あああああ!是非取り入れたい設定でしたね。彼女が残した何かがリナちゃんを救うなんて熱くて大好きな展開です。
道案内の蝶々については、もうそういうことにしてしまいましょう!作者を上回る発想を出されて嬉しい半面悔しいので、この経験は次回作に活かすことにします(笑
ちょっと不思議な感じのお話しでしたね。
でもリナちゃん、1人でちゃんと解決出来た!
みんな家に帰れて良かったね(*^^*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
霧とか蝶って、なんだか不思議で怪しげなイメージがありますよね。どこか知らない場所に連れていかれそうな。
こうして猟師のみなさんは家に帰ることができましたとさ。やっぱり私は「めでたしめでたし!」のお話が好きなのです。