いぬのほねとお散歩

わたなべ

第1話

 「お散歩行くよ」

と声ををかけショルダーバッグのファスナー付きポケットに犬の骨が入った小さい筒状のキーホルダーをしまいお散歩に行く。最近の日課になった。

 

 もう11月というのに暖かいまだ半袖で過ごしている。散歩日和だなぁもう一緒に歩けないにかと考えていると目の奥が涙で押されて痛くなる。少し息苦しい気持ちになりたまらず部屋出たくなる。こんな時は散歩に行こう。

 「さて今日は何処に行こうか」とつぶやきながら外出する。


 


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

いぬのほねとお散歩 わたなべ @akikoyuki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る