戦国の悪鬼、異世界に堕つ

キャラクター名鑑【レシィとポポイヤ】

名前：レシィ・ベルネット

年齢：16歳

職業：聖女

金髪にオレンジ色の瞳の少女。

ファッション誌を愛読し、街ブラとショッピングが趣味。本来は露出の少ない聖衣（せいい）を大胆アレンジして着こなすなど、世間の聖女感とだいぶかけ離れた感性を持つ。

ロア村出身で幼い頃より自然と治癒魔法が使えたため、村人の傷をよく癒していた。そこを避暑のために王族と共に村を訪れていたとある聖女に見い出されることになる。

十三歳の時に一度村を出て、王国南部にある聖女のための学園『王立ラインハイツ聖女学園』にて、聖女になるための修行を開始した。だが、色々とあって一年ほど前に村に戻って来る。帰って来た彼女は、純真なる聖女ではなく、薄っすら小麦肌の陽気なギャルになっていた。

そんな訳で現在はポポイヤの下、ロア聖堂にて聖女をしている。

名前：ポポイヤ・パイエルン

年齢：38歳

職業：司祭

黒髪に黒目、黒ぶち眼鏡のチョビ髭オヤジ。

代々ロア聖堂の司祭の家系。小太り体型のどことなく頼りない中年オヤジである。

五百年前、勇者トトスと親交のあった祖先パパイヤは今では聖人と化しており、様々なトンデモ伝説が書物となって今に伝わる。しかしながら、書物での聖人像とは別のスケベ親父エピソードも村人たちの間では、昔話としてしっかりと口伝されているのであった。

現在、聖女らしからぬレシィの言動にヒヤヒヤさせられつつも、彼女の成長を慈悲の心と生暖かい眼で見守っていたりする。本当は聖女のお勉強をもっと頑張って欲しいと思いつつ、なかなか強く言えないでいる今日この頃。