第12歌、木枯らし
木枯らしが
吹き込む中で
震えつつ
くしゃみ一つ
するもあるかな
寒いとは
言うけれどもと
たしなめて
ポケットに両手
突っ込む我なり
焼き芋が
恋しくなりて
作ろうと
ストーブ使い
焼く昼間かな
※今回も、三首詠みました。一首目は木枯らしをテーマにしています。寒さにくしゃみしてしまう一幕ですね。
二首目は寒いからとばかり言ってられないと口では喋りながら、ポケットに両手を突っ込む私という歌です。なかなかにシュールと言いますか(笑)
三首目はちょっと、季節外れですが。焼き芋を食べたいと石油ストーブで作る人を思い浮かべました。懐かしいですよね〜。
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