第9歌、立冬

 冬が来て


  木枯らし吹くも


   後少し


    日だまりの中


     しばしまどろむ


 冬柿の


  サラダ作るも


   なかなかに


    数が多くて


     手こずる日々か


 ほうじ茶の


  湯気が立つ中  


   久方に


    父の顔見て


     年月思ふ


 ※3首を詠みました。1首目は木枯らしが吹く前に、日差しの暖かさを堪能したいという歌になります。2首目は実際に作った柿サラダを考えながら、詠みましたね。3首目はいつも、ほうじ茶を飲むんですが。それを淹れながら、お父さんを見て。

「時間が過ぎるのは早い」と思った瞬間を詠んでいますね。

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