【報告】ひとあま。3・5章修正します
今回の登場人物 柚葉としゅう
「……いよいよ私メインの章! おまけに番外編初登場! って思ったら修正ってなんで⁉」
「まぁまぁ一旦落ち着こう柚葉。荒れる気持ちは分かるけども」
「いや落ち着く方が無理あるよ⁉ だってあれだけ「柚葉メインの章やるよ!」って言われてきたんだよ⁉ それがなくなるかもしれないんだよ⁉ ぶっちゃけ私、超ドキドキしながら出番待ってたんですけど⁉ 台本だってここにあるじゃん!」
「柚葉。その台本を見てご覧。途中から白紙だろ?」
「ほんとだ⁉ 途中から白紙だしなんか書き直してる跡がめっちゃ残ってる⁉」
「そういうことだ。作者だって柚葉の為にずっと原稿書いてたんだ。ただ……」
「た、ただ?」
「書いてる途中でしっくりこなくなったらしい」
「それってスランプじゃん! なんでよりによって私メインの章でスランプになっちゃうのよ⁉」
「落ち着けって。べつに作者はスランプじゃない。一週間くらいろくに書けてない時間が存在してたみたいだけど、それをスランプと呼ぶにはまだ早いそうだ」
「まぁ、この途中の原稿見ててもたしかに書けてはいるみたいだね。でも、それならなんであんな『サブタイ』付けたの?」
「そこは俺も詳しくは知らん。ただ、なんか今書いてる話がどうにも綺麗にまとめられないらしい。それで一旦、その原稿とは別のもの書いてどっちがいいか精査するんだと。で、より良い方で話を進めていくって」
「え、それってつまり二つルート書くってこと?」
「そういうことになると思う」
「めちゃくちゃ時間掛かるじゃん!」
「だから休載するんだと」
「はぇ。……そうなると、なんか途端に申し訳なくなってきたな。メインヒロインでもない私がそんな時間掛けさせちゃっていいのかな」
「何言ってんだ。逆だろ。柚葉が大切だから作者が時間かけて話を作り直そうとしてるんだ。それに、面白い作品になるならこの作者は一から作り直すことだって厭わないぞ。現に俺と藍李さん一回やらかして作者に原稿修正させたんだから」
「アンタが言うと説得力が違うわ。……でも、うん。分かった。後ろ向きな気持ちは止める」
「それでよし。それに、3・5章が柚葉主軸なのは変わらないらしいからな、まぁ、もっと正確に言えば、柚葉と俺。そして一ノ瀬煉先輩が主軸に進んでいくっぽいけど」
「あ、よかったぁ。一ノ瀬先輩ちゃんと出るんだ」
「登場の仕方は変わるみたいだけどな。ちょろっと出てた設定は変わらないらしいけど」
「つまり、だ。元々3・5章は柚葉とバイト先、それと一ノ瀬先輩が主軸に物語りが進む予定だったみたいなんだけど、色々変わってどうなるか分からんらしい」
「急にざっくり! 本当に次の台本あるんだよねぇ⁉」
「大丈夫だって。俺たちの作者は毎日執筆のこと考えてる執筆病なんだぞ。途中で逃げ出すような真似はしないし、ちゃんと3・5章か4章になるかは分からないけど更新される! ……と思う」
「最後の方弱々しくならないでよぉ!」
「俺だって断言できないんだからしょうがないだろ! 俺たちにできることはただ一つ。次の台本が届くまでじっと待つ事だ!」
「……はぁ。行先不安だなぁ」
「大丈夫だよ。ちゃんと、俺たちの物語は続くから」
「――っ。そういう顔は緋奈先輩にだけ見せろ。ばか」
「さてと、今回の報告は以上になるかな。どうだった? 初めての近況報告回に出た感想は?」
「自分のメインの章が変更になると知った人の感想を聞きたいかね?」
「……いや。いい。心中お察します。で、でも何度も言うけど次章が柚葉主軸になるのは変わらないから!」
「ふんっ。どうせ私は
「あぁもうっ。そう拗ねるなよ。これ終わったらなんか奢るから! 何食べたい? 柚葉の好きなもの何でも奢ってやる!」
「……ならスタパの新作奢って」
「安いもんだ!」
「へへっ。ありがと。やっぱ優しいねしゅうは」
「……お前の悲しい顔みたくないだけなんだよなぁ」
「そうと決まればさっそくスタパ行こー!」
「あ。こら待てって! まだ荷物鞄に仕舞ってない! ……たくっ。調子いいやつめ」
:作者より
ということで、3・5章の更新を楽しんでお待ちいただいた読者の皆様。申し訳ありません。ひとあまはこれから本章の『書き直し』に入るべく休載に入ります。更新を再開する際にまた改めて次章についてのお報せがございますので、それまでしばらくお待ちください。また、今後の話の都合上、現在まで更新されている3・5章は削除する可能性があります。
削除してもいいから途中まで書いてる話を読みたい! とご要望の声があれば、新話を書けるまでの間はそちらを公開したいと思います。
色々と長くなりましたが、まぁ要約すると『話二つ書いて、面白い方、物語上読み易い方』を更新する、ということです。
それでは最後に、「書き直すはめになってごめんね柚葉ぁぁぁぁぁぁぁ!」
柚葉に土下座で詫びます。
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