蛇足3 3章お疲れ様でしたと近況報告
「――長かった」
「あはは。ですね。今回の章は相当『詰め込んだ』って感じがします」
「本当だよ! 私たちの正式な交際から始まってしゅうくんと結ばれるまでで一区切りかな? なんて思ってたら作者が『やべ。3章のタイトルに夏休み入れちゃった☆彡 これ書くしかねぇわ」ってなってそこから一気にペアリング編! 同棲編! 夏休み編! その後の話! ……詰め込め過ぎだよ⁉」
「しかも俺たちがやらかしちゃったせいで休載になって3章の中に間章が入る珍事件が発生しちゃいましたからね」
「しゅうくん。黒歴史を掘り返すのはよくないよ」
「でもあれのおかげで俺たちのキスシーンの描写とイチャイチャシーンが工夫されたんだからいいじゃないですか」
「やたら
「ツーストライク辺りで粘ってる感じですよねこの作品」
「もっとエロく書きたいのに書けないジレンマを毎度感じてるわ」
「あはは。それが俺たちの魅力に繋がってくれてもいるので、歯痒い気持ちですよね」
「私はもっとしゅうくんと濃密なベッドシーンを描写して欲しい!」
「……カクヨムで連載できなくなりますよ」
「むぅ」
「何はともかく、今は無事に3章を終えられたことに喜びましょう」
「そうだね。では改めて――読者の皆様、ひとあま第三章【キミと彩る夏休み】編を最後まで読んでいただきありがとうございました!」
「ありがとうございます!」
「さて、それじゃあここからは近況報告の時間だね!」
「はい。ええと、原稿原稿……やべっ! 原稿藍李さんの部屋に置いてきちゃった!」
「もぉ、しゅうくんてば忘れん坊さんだなぁ。ほら、私の原稿用紙一緒に見よ」
「うぅ。夏休みのせいですっかり気が抜けてしまった。ありがと藍李さん」
「どういたしまして。(ほんとは私がしゅうくんの原稿用紙隠したんだけど。九九く。思惑通り
「えーと、最初は俺からか。特に目立つような報告はありませんが、ひとあまのPV数が70万を突破しました!」
「それと本作のフォロワーさんも3000人を超えて、4000人まであとちょっとみたいだよ」
「継続は力なり、ってやつですね。☆レビュー数も気付けば1200を超えてたそうですし、カクヨムコン期間が終わってからもコメントくれる人もいてくれるみたいですよ」
「もちろんレビューコメントだけじゃなくて一話一話の感想をもらえるのもすごく嬉しいよね。おかげでもっと頑張ろう! って気力が湧いてくる!」
「藍李さんのやる気が漲ってるのは俺も喜ばしいことですけど、その矛先は俺に向かうのが難点なんだよなぁ」
「とか言いつつもっとエッチなことして欲しいくせに」
「もう十分過ぎるほどしてますよ俺たち」
「私はまだ足りないよ」
「あれで足りないの⁉ ……どんだけ欲深いんだこの人」
「それはお家に帰ってからのお楽しみ♪」
「ちょっと期待してるのと何されるか分からない恐怖が俺の中でせめぎ合ってる⁉」
「こほん。気を取り直して次のお報せです。はい、次はしゅうくんの番だよ!」
「了解です。えー、次のご報告は次章、つまり3・5章についてです。
3・5章は引き続き夏休みが舞台とのことですが、メインとなるのは俺と藍李さんではなく――本作の裏ヒロイン・柚葉を焦点にして物語が描かれていきます」
「そういえば2章の蛇足かあとがきかで作者が『3・5章は柚葉にスポットライト当てる』って言ってた気がするね」
「はい。さらに、3・5章では新キャラも登場します。どうやらこの新キャラクターが章の鍵を握るらしいので、今から登場がすごく楽しみですね」
「なんか、噂によるとしゅうくんの百倍カッコいい人みたいだよ。過大評価も過ぎるね!」
「ちょ。まだ出てもない登場人物に喧嘩売ろうとするの止めてくださいよ。この新章、空気重たい回がちょくちょくあるみたいだから、今のうちに俺たちが温かくしておかないと」
「私のカレシの方が何百もカッコいいのに~~~~!」
「叫んで作者に抗議しようとしないで⁉ そういう設定だから! ね、だからほら、落ち着いて」
「……それじゃあキスしてくれたら抗議するの止める」
「はぁ。分かりました。お家に帰ったら満足するまでしてあげるから。だからほら、今はこっちに集中しよ?」
「ふふ。言質取ったからね」
「はいはい。何回でもしてあげますよ」
「えへへ。やった」
「……コホン。気を取り直しつつ、引き続きやっていきます。3・5章は続く第4章、第5章に繋がる大事な章とのことなので、読者の皆様は絶対に一話も見逃さないようにとのことです」
「私たちの甘い同棲生活のラストも必読ですよ」
「作者、まだそこまで到底辿り着く気配ないですけどね。どうやら行き詰ってるみたいですし」
「そうだ。その『行き詰ってる』件で読者の皆様に大事な……とても大事なお報せがあります。今回の近況報告は、このご報告が最後にもなります。こちらは直接本作の作者が読者の皆様にお伝えしたいとのことなので、ここで一旦私の出番は終了させていただきます。……ふぅ」
「お疲れ、藍李さん」
「しゅうくんもね」
作者
『えー。藍李さんとしゅうに変わり、ここからは直接、自分が読者の皆様へきちんとご報告させていただきます。
まずは皆さま。長い3章にご付き合いいただき、本当にありがとうございました。一時期は色々と重なってメンタルクラッシュして本作を休載しましたが、どうにか再開でき、そして3章を完結することができてほっとしてます。肩の力はひとあまが完結するまで一生抜けないけど。
ずっと無茶しなくていい、自分のペースで大丈夫だよ、俺たちは気軽に更新待ってっから! と作者を励ましてくれた読者様。心より深く感謝申し上げます。今、感謝の全力土下座中です。
そんな常日頃からひとあまを応援をし続けてくれている皆様に、今後のひとあまの更新頻度に関する大事なお報せです。
これまでひとあまは毎週更新。6日更新を続けて参りましたが、今後このような更新頻度でひとあまを続けるのが少し困難になって参りました。
色々と理由はありますが、やはり最たる理由は『作者の多忙』です。
もちろん、執筆はほぼ毎日のようにしてますし、ストックもあるし何なら3・5章の構想もその次の章の構想だってほとんど終わってます。
ならどうして更新頻度が下がるのか、ですけど、これについてはちょっと長文になるのでいくつかの理由に分けてお伝えします。
1・今年の作者が『個人で活動できるように動いてること』
2・ひとあまを全話見直し&改稿するため
3・作品の今後のスケジュール調整のため
以上の理由です。
1つ目の理由としては完全に私情で申し訳ない。けど、ひとあまの為にすることに変わりはありません。作品だけじゃなく、個人の知名度も上げていかないと作品に興味を持ってもらえない。読まれない。これだけはどうしても回避したいことなので、今年はゆのや個人としても活動していくことを目指していく事にしました。
2つ目の理由はそのままです。ひとあまの完成度を上げるために、今後本作に興味を持ってくれた読者さんに『なんだこの面白い作品は! 読み進めなくちゃ!』と思ってもらう為にしなきゃいけないことです。
3つ目はカクヨムコン9の結果発表がもう間もなくに迫っているということで、その結果次第で自分の今後の方針を決めたいからです。ひとあまを続けるか、ではなく今の生活を変えるか、を。ひとあまは完結まで書くつもりだから安心してね。
その他にも色々と理由はありますが、まぁ要約すると『今年の作者クソ忙しいからちょっと更新頻度落ちるかも』ということです。
もっと続きが読みたい! と思ってくれている読者さまは多くいると思われますが、何卒ご理解ご協力いただけると幸いです。
既に作者はひとあまに「心臓を捧げよ!」しているので、この作品を盛り上げることに尽力するのは今後も変わりません。何なら毎日執筆することだって変わりません。ストックは命よりも大事だからね。
二人の賑やかな近況報告回に水を差すみたいな形式でのご報告になってしまいましたが、これだけは言わせてください。
『ひとあまは絶対に完結させ……たい! どうやって完結させるかは分からないけど、とにかくっ、俺はしゅうと藍李の幸せな『未来』を見たい!』
これからもひとあまを続けていくために自分が取った選択肢。この作品と共に人生を送れることを誇りに思えるように、これからも尽力して参りますのでどうか今後とも作者と本作を見守っていただけると幸いです。
それじゃあ皆。また3・5章でお会いしましょ~』
「――私たちからも、どうかこれからも応援よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
Ps:既にひとあまのことで頭がいっぱいで狂いそうです。あはは。あそこにお花畑があるわ~。ォㇹㇹ~。
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