蛇足2  第2章お疲れ様会と進捗報告~嬉しいお報せを添えて~


藍李:「こほん。この報告定例回を始める前に、私の方から一言あります」

柊真:「なんでしょ――」


藍李:「やっとしゅうくんと恋人になれたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


柊真:「うおっ。びっくりしたぁ。急に大声ださないでくださいよ」

藍李:「無理だよお! だって、だってようやくしゅうくんと正式な恋人になれたんだよ! 話数でいえば約90話掛かってるんだよ! 長いよ!」

柊真:「この場は思いっ切りメタ発言きるからってガンガンしていきますね」

藍李:「ここは精神と時の部屋みたいなものだからいいの。本編とは一切関係ない時空の歪み的な場所なんだから、メタも何もないのよ」

柊真:「第2章の展開がキツ過ぎたからか、今日の藍李さんすげぇ荒れてるなぁ」

藍李:「本当にキツい展開続きだったよ⁉ しゅうくんと私のイチャイチャラブラブ恋愛模様はどこにいったのよ⁉ 後半ただ地獄だったよねぇ⁉」

柊真:「まぁそこは否定しませんけど、でもその甲斐あって晴れて正式な恋人になれたんだからいいじゃないですか」

藍李:「それはもちろんっ。下手に伸ばされて100話以上先になるのも嫌だったからね。多少強引でも、やっぱり早くしゅうくんのカノジョになれたのは嬉しかったかな」

柊真:「それじゃあ報告会、始められそうですか?」

藍李:「うん。さっさと終わらせて残りの時間は思いっ切りイチャイチャしようね」



藍李:「……というわけで激動の第2章、無事完結致しました」

柊真:「ここまでこの鬱展開続きだった本作を最後まで見届けてくださった読者様。改めて作者が土下座してお礼申しあげます」

藍李:「今回もちゃんと本作の作者、ゆのやからお手紙を預かっています。えぇと、『読者の皆様、もとより決めていた構成、展開、結末とはいえ、この度は感情ぐちゃぐちゃにして誠に申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁ!』……とのことです」


柊真:「あはは。作者にとってはこの第2章の展開が本作にとって必要不可欠な重要な章になると思って書いてたみたいだけど、想像以上に感想が寄せられてびっくりしたみたいです。まぁ俺もこの展開俺に厳しくね? と思ってたけど」

藍李:「でも作者はずっと言ってたよ。第2章は重い展開だししゅうくんイジメるって。覚悟しろとも言ってたからね」

柊真:「でもその分、第3章が凄い事になるんですよね?」


藍李:「そうです! 激重展開の第2章を乗り越えた英雄たち、第3章はオアシスといっても過言ではありませんよ!」

柊真:「続く第3章【アナタ(キミ)と彩る夏休み編】は、晴れて恋人となった俺と藍李さんの幸せな恋人生活を中心に物語が進んでいきます!」

藍李:「ここまでの展開が重く苦しかった分、その幸せをより強く感じ取れる展開が続きます……というよりそれしかありません!」

柊真:「言ってしまえば本作での重い展開は第2章しかないんですよね」

藍李:「その通り。作者の意図としては、「各章甘い話だけじゃ絶対に読者は飽きる。だから二人の絆をより強固にする為にあえて重い展開を作ろう」とのことだったんだよね」

柊真:「じゃあ俺たちも読者さんも皆作者の手のひらで踊らさせられてたってことですか⁉」

藍李:「流石は執筆バカだよ。小説で皆を飽きさせない方法をよく分かってるんだから。私もまんまと乗せられたわ」

柊真:「これも長年ラブコメばっか書いてきた知恵ってことですかね」

藍李:「何事も経験は必要ってことね。気分はあまりよくないけど、勉強になったのはたしかだわ」

柊真:「藍李さんにここまで言わせるとは……作者はただの鬼畜野郎じゃなかったのか」

藍李:「どちらかといえば変態ね」

柊真:「聞きたくありませんでしたよその事実」


柊真:「ええと、話は逸れてしまいましたが、引き続き第3章の告知です」

藍李:「皆さまながらくお待たせしました。第3章よりわたくし緋奈藍李。本気を出します」

柊真:「……なんだろう。すごく怖い」

藍李:「大丈夫だよぉ。全然怖くないよぉ。だからお姉さんと距離取るのやめようねしゅうくん?」


藍李:「またまた話がそれましたが気を取り直して。……次の第3章はついに私としゅうくんのベッドシーンがあります!」

柊真:「えっそれ言っていいんですか⁉ 壮絶なネタバレじゃありません」

藍李:「どうせ読者の皆は薄々勘付いているだろうから言って平気だよ。それにここであえて明かしてしまった方がまだ本作を読み続けようって意欲を掻き立てられるでしょ?」

柊真:「でも、俺たちまだキスもまだなんですよ?」

藍李:「それをこの第3章で全部やるんだよ!」

柊真:「全部やるんですか⁉」

藍李:「しかもわりと前半で!」

柊真:「前半で⁉ 期末テストも差し迫って来てるのに⁉ いったいどうやって⁉」

藍李:「それは今後の展開をお楽しみに。私から言えることはただ一つ。キスもあればベッドシーンもある。もうしゅうくんとのイチャイチャが止まらないということだけ!」

柊真:「……これ、一応カクヨムコンに公募してて、なるべくR18展開は避けてたはずですよね?」

藍李:「言ったでしょう。私たちの作者は変態だって」

柊真:「なるほど。エロい話書くのに我慢できなくなった感じか!」

藍李:「そういうこと。この人、えっちなシーン書くためにラブコメ書いてるようなものだから」

柊真:「どこに情熱注いでんだこの作者……まぁ、読者さんがそれで満足するならいいのか」

藍李:「第3章は刺激的な回が多いので、できるだけ職場や学校では読まないようにしてくださいね。作者曰く表現は抑えるつもりらしいけど、でも読者の妄想力を掻き立てられるように工夫するとのことらしいので」

柊真:「第3章も違う意味でヤバそうですね」


藍李:「あ、そうだ。第3章で思い出したよ」

柊真:「? なんですか?」

藍李:「えー、ここで読者さまに嬉しい発表があります。本作はカクヨムコン9終了までに第3章が完結し、その後無期限の休載となるはずでした」

柊真:「……え? まさか⁉」

藍李:「そのまさかです! ――第3章、原稿完成してません!」

柊真:「そっち⁉ 第3章以降もありますの流れじゃなくて⁉」

藍李:「落ち着いてしゅうくん。まだ全部言い切ってないから」

柊真:「うぃっす」

藍李:「えー、先程も述べました通り、作者の諸々の都合なんかで第3章の原稿はただいま、20程しか進んでおりません」

柊真:「まぁ、毎日2話とか3話とか更新してたら改稿作業の方に時間が追われますからね」


藍李:「そこで、続く第3章ですが、これまで通り更新していく予定は変わりありません。ただ、章の完結が目途が立たないため……」

柊真;「……えっ! まさかっ!」


藍李:「2月以降も連載することに決定いたしましたぁ!」

柊真:「マジですか⁉」

藍李:「本当だよ! しかも!」

柊真:「まだあるの⁉」

藍李:「いつも応援してくださる読者さまのご愛顧により、本作は第3章以降の公開が決定致しましたぁ!」

柊真:「なんか俺が大変な目に遭ってる間にすごいことになってる⁉」


藍李:「具体的な公開・更新内容は決まっていませんが、本作は作者のやる気が続く限り続いていくそうです。これも全て、読者さまが私たちの物語を応援してくださったおかげです」

柊真:「本当に、いつも応援してくれてありがとうございます!」


藍李:「そんな訳で第3章はカクヨムコンの締め切りが終了しても続きます。ただ、更新ペースは一旦落ち着きます。それでも毎日更新は続くと思われますので、今後とも本作をお楽しみください」

柊真:「うぉぉぉ。なんか嬉しいですね。皆の応援のおかげで物語が続くのって」

藍李:「そうだね。……でもそろそろ作者も過労死しそうだから、キリの良いところで休ませてあげよっか」

柊真:「あははですね。この作品、作者の生命力ゴリゴリに削ってますからね」

藍李:「まぁ、本人が好きだから続けてるんだけどね。でも今月末にゲームで絶対にお迎えしたいキャラがいるから、それまでに石貯めたいんだって」

柊真:「無事に休めるといいけど、たぶん無理そうだな」

藍李:「あはは。そうだね。結局「執筆優先!」って感じで原稿書き進めてそう」


柊真:「というわけで本作は2月以降も連載が続いていくので、読者の皆様は自分のペースでゆっくりお楽しみください」

藍李:「以上! 蛇足2でした~。……ふふ、やっと今日の仕事終えていちゃいちゃできるね、しゅうくん」

柊真:「ちょ、胸押し付けないでくださいよ。そういうのは第3章が始まってからでしょ!」

藍李:「ちょっとくらいならいいでしょ。先っちょ。先っちょでいいからイチャイチャしようよ?」

柊真:「それもう確実にやる流れじゃないですか⁉」



【あとがき ~作者より~】


そんな訳で本作は普通にカクヨムコン締め切りまでに第3章が終わらない為更新続いていきます。一応、締め切りまでに3章中盤まで持っていけたらいいなという進行ペースでお話を更新していきます。たぶん、そこが丁度藍李と柊真の初めてのアレのシーンになるんじゃないかなぁ。


そして柚葉党の皆様にもご報告。柚葉のifルートですが、上がるのは二人が初夜を迎えてからです。まぁ、当たり前といえば当たり前ですね。だって柚葉ルートにアレがあるのに、メインヒロインでカノジョの藍李より先にやるって、ねぇ。普通にやばくね? 


ですので、柚葉党の皆様はもうしばらくifルートの公開をお待ちください。自分としては第3・5章の初め辺りを予定してます。そこでたぶん朱夏ルートも上げたいなと思ってます。二人とも特濃イチャイチャ回があるので、自分も書くのが楽しみです。書き切れるかは分からん! 断言しちゃうと更新されなかった時のショック大きいでしょ。だから上がったらいいなぁ、くらいの感覚で待っててください。


 それでは、第2章を乗り切った精鋭の皆様、次回からの第3章【アナタ(キミ)と彩る夏休み編】をお楽しみください。もう胸がきゅんきゅんしまくるから覚悟しとけよ!


Ps:第2章なんだかんだで最高だったという方は☆レビューも忘れずに!












  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る