第47話  絆という名の鎖

 ふわふわタマゴのオムライスとジューシーなロールキャベツを胃が満足するまで味わいつくしたあと、昼下がりはまったりとした時間を過ごしていた。


 ちなみに、どんな風にまったり過ごしているかというと、場所はいつものリビングではあるがソファーには座っておらず、カーペットに尻もちをついている。何故、ソファーではなくカーペットかと言及されると、それは緋奈さんが俺の股の間に座り込んでいるからだ。


「今日はしゅうくんにいっぱい甘えたいな」

「い、いいですよ」


 一度こんな風に座ってみたかったと可愛いらしくおねだりされてしまえば、俺は顔を赤面させながらそれを受け入れざるを得なかった。


 どうにか愚息を元気にさせないよう努めながら、カレシに甘えられて上機嫌に喉を鳴らしている緋奈さんと今は以前話題に上がったカエルの動画を鑑賞していた。


「ふむふむ。たしかに、こうして見れば、可愛く見えなくもないかしら」

「でしょ。練りエサを食べる時なんか特に可愛いくないですか」

「まぁ、さっき見たヒキガエルよりかは、この子の方が百倍は可愛いかな」

「ヒキガエルも勢いよくコオロギ食べる所可愛いと思うんだけどなぁ」

「あはは。動物好きの感性って時々よく分からなくなるわ」


 まだカエルの魅力を伝えきれず悶々もんもんとする俺を見て、緋奈さんは困ったような笑みをみせる。


 そうして二人で甘い憩いの時間を堪能している最中、ふと俺は彼女に伝えなければいけない事を思い出して「あっ」と声を上げた。


 その声に反応して眉根を寄せながら振り向いた緋奈さんに俺は告げた。


「そういえば、俺来週から四日間林間学校なんですよ」

「そっか。もうそんな時期か」


来週から学校行事で会えなくなることを伝えると、緋奈さんは懐かしさに双眸を細めた。

 一年先輩である緋奈さんは、俺がこれから体験する林間学校を既に体験している。


「林間学校、楽しかったですか?」

「うん。真雪と仲良くなったのも丁度その時期だったから」

「そうだったんですね」


 そういえば去年の今頃、姉ちゃんが林間学校で超かわいい子と仲良くなったとはしゃぎながら話してた気がするな。


「懐かしいなぁ。夜は肝試しやったんだよ」

「あ、たしか今年もあった気がするな。二日目の夜だっけ?」

「そうそう! それで、三日目はキャンプファイヤーを囲んでペアになった相手と踊るんだよ」

「……ちなみにその時のお相手って」

「ふふ。気になる?」


 ごくりと生唾を飲み込んだ俺に、緋奈さんは悪戯な笑みを浮かべながら問いかけてくる。


「超気になります」


 と深く頷けば、緋奈さんは「素直」と嬉しそうに笑って答えたくれた。

 果たして相手はどんな男か――


「真雪だよ」

「なんだ姉ちゃんかぁ」


 くすくすと笑いながら答えた緋奈さんに、俺は深い安堵の息をつく。


「男の人なんて誰も言ってないでしょ」

「揶揄いましたね?」


 ジト目を向ければ、緋奈さんはその視線すら嬉しそうに口許をほころばせる。


「しゅうくんが嫉妬してくれるのが嬉しくてついね」

「そりゃ嫉妬しますよ。だって、俺は緋奈さんと一緒に林間学校に行けないんだから」

「そういえばそうだね。私たちって学年が違うから、林間学校も修学旅行も一緒には行けないんだ」


 一つ学年が違うとそういったイベントを一緒に楽しめない弊害が出てくる。

 緋奈さんはそれを惜しそうに呟いた。


「しゅうくんと修学旅行行きたかったなー」

「学年が違うのでこればかりはどうしようもないですね」


 一年生まれが違うだけでなんてもどかしいんだ。と俺も悔しさが募る。


「お土産話じゃ満足できないもんね」

「ですね。どうせなら一緒に同じ風景を見て、同じことを体験して楽しみたいですよね」

「だよねぇ」

「今からどうにか緋奈さんと同じ学年になれる方法はないか」

「私が留年すれば一緒の学年になれるよ」

「それだけは絶対にやめてください」


 本気で懇願こんがんすれば緋奈さんは「冗談だよ」とくつくつ笑った。口ではこういうけど、この人なら本気でやりかねないから不安なんだよなぁ。


 まぁ、いくらなんでもそんなバカなことはしないか。同じ学年に姉ちゃんも心寧さんも鈴蘭さんもいるんだし。


「緋奈さんは姉ちゃんと一緒に卒業してくださいね」

「あはは。そうだね。卒業するなら親友と一緒じゃなきゃ」

「それに、その気なら二人で旅行に行けばいいだけですし」

「――――」


 ぽつりと、恥じらいながら言えば、緋奈さんはぱちぱちと目を瞬かせた。その反応は止めて欲しい、と俺はたまらず彼女から視線を逸らしてしまう。


 勇気を出して言ったつもりだ。


 学年が違うなら、恋人として一緒に旅行をしようと。


 その意味を長い時間を掛けて理解した緋奈さんは、嬉しそうに双眸そうぼうを細めて、


「そうだね。いつか、二人だけで旅行に行こっか」

「……はい」


 絡み合う五指が、その誓いを確かなものにしていく。一緒に同じ風景を観れないのは悔しいからと、そんな子供じみた理由で口にした約束は、けれど彼女の肯定で本物へと変わった。


 それが、たまらなく嬉しくて――


「うわっ⁉」


 喜びの悦に浸る最中、唐突に緋奈さんに押し倒された。

 目を剥く俺が慌てて押し倒してきた緋奈さんを見ると、その顔は既に毎週毎に見る女豹めひょうへと変貌していて。


「ちょっと待って!」

「むぅ。今いい流れだったじゃない」


 不服そうに口を尖らせた緋奈さんに俺は顔を真っ赤にしながら叫ぶ。


「さっきの話聞いてました⁉ 俺、来週から林間学校なんですよ⁉」

「うん。それはもう聞いた」


 会えないの寂しいね、とわざとらしく瞳を潤ませる緋奈さん。


 俺も会えないのはたしかに寂しい。それと同時、その感情を緋奈さんも共有してくれていることに嬉しさもある。しかし、これから緋奈さんがやろうとしていることには納得できなかった。


「今、俺に何しようとしました?」

「何って……会えない分のキスマークを残そうとしてるんだよ」

「だから話聞いてました⁉」


 俺は押し倒してきたカノジョを必死に説得する。


「俺! 来週から林間学校なんです! つまり、他の男子と同じ風呂に入るんですよ!」

「うん。それで?」

「それで⁉ つまり、裸を見せ合うことになるんですよ」

「うんうん」

「ということはですよ。もし仮に、今から緋奈さんにキスマークされたら、それを隠さないといけないわけです」

「? べつに隠す必要なくない?」


 なんで?

 

 困惑する俺に、緋奈さんはにまにまと笑いながら「匂わせておけばいいじゃん」と無責任に言った。


「ダメに決まってるでしょ。俺たちの関係はまだ、誰にも秘密にしないといけないんですから」

「じゃあ絆創膏で隠せばいいよ」

「それは俺も考えました。でも、首に絆創膏貼るって超怪しくないですか? 普通、なんでそんな所に絆創膏貼ってんだ? って思いません?」

「蚊に刺されたとかで」

「男が蚊に刺されて絆創膏貼ると思います?」

「思わない」

「ですよね」


 すんなりと頷いた緋奈さんに苦笑しつつ、


「で、そうなると必然と首筋に貼られた絆創膏ばんそうこうに注目がいくわけですよ。特に俺今、周囲からめっちゃ怪しまられてるんで」

「ふむふむ」

「……だから、それを回避するためにも、今週は我慢してください」

「――――」


 最後の方は静かに聞いていた緋奈さんに疑念を抱きながら言い切った。

 黙り込む彼女は依然としてこの体勢を変えぬまま、閉じていた瞼をやがてゆっくりと開くと、


「分かった」

「――(あれ?)」


 珍しく素直に言う事を聞いた緋奈さんに呆気取られた。


 唖然とする俺を余所よそに、緋奈さんは体勢を直すと、俺の手を掴んで起き上がらせた。


 もしかしたらあの一件のことで反省しているのかもしれない――そう思った矢先だった。


「よし。それじゃあ……」


 緋奈さんが、ニコッと笑った。


 なんとも嫌な予感を覚えさせる不敵な笑みだった。


 そして、残念ながら俺のその予感は的中した。


「しゅうくんが私にキスマークつけて」

「全然反省してない⁉」


 瞠目どうもくする俺に緋奈さんはぷくぅと頬を膨らませて言う。


「だって今週はしゅうくんにキスマーク残せないんでしょ。なら代りにしゅうくんが私に残すのが道理じゃないかしら!」

「そんな道理ありませんけど⁉」


 一理あるようにも思えるけど、それが暴論であることは少し考えれば分かることだ。


「俺からは、絶対ダメです!」

「なんで!」

「なんでも!」


 駄々をこねる緋奈さんの肩を掴みながら必死に説得する。


「べつにキスするわけでもセックスするわけじゃないんだよ?」

「たしかにそうです。でも、やろうとしてることはそれと同じなんですよ」

「――?」


 緋奈さんは無理解を示すように首を傾げた。


「なんで、俺の言いたいこと分かってくれないんですか」

「分からないよ。ちゃんと言ってくれなきゃ。どうして、私からはよくて、しゅうくんからはダメなの?」


 唖然とする。縋るように理由を求める瞳に、俺は固唾かたずを飲み込んだ。

 これを、言わなくちゃいけないのか。


 言わなきゃ、伝わってくれないのか。


 俺の中で理性と欲求がせめぎ合っている。


 本音を言えば、俺の方から緋奈さんにキスマークを刻み込みたい欲はある。


 当然だ。彼女を、あの緋奈藍李は俺のものなのだと他の連中に知らしめることができるのだから。それがどれほどの優越感に浸れるのかは、想像に難くない。


「したいとは、思ってます」

「なら……」

「でも!」


 その欲望を胸襟きょうきんさらすことに抵抗はありながらも吐露すれば、緋奈さんの瞳に期待が込み上がる。けれど、それは俺の怒号によってかき消された。


 困惑する緋奈さん。そんな彼女の肩に顔を預けながら、俺は奥歯を噛みしめる。


「……止められる、自信がないんです」

「止めるって、何を?」


 忸怩じくじと恐怖をはらんだ声音に、緋奈さんは眉尻を下げた。


 続く言葉を彼女に伝えるのには勇気がいる。男としてのプライドが肩を掴む手を震わせる。


 それでも伝えなきゃ、緋奈さんは理解してくれないだろうから。


 だから、この葛藤を言葉にした。


「緋奈さんに触れて、今でも暴走寸前なのに……それなのにキスなんてしたら、正直、自分を抑え込む自信がないんです」

「…………」


 例えそれが唇でなくとも、触れたいという欲求が理性を崩壊ほうかいさせてしまう恐れがある。本能が俺の自制を無視して、欲望に押し負けてそれ以上を求めてしまうかもしれない。


 危惧し、そしてそれは絶対に忌避すべき事態だ。


「俺たちは、まだ正式に付き合ってるわけじゃない。それなのに、もしセックスアレをしてしまったら、姉ちゃんにも緋奈さんの友達にも、俺の友達にも顔向けできなくなる」

「――――」


 怖い。

 緋奈さんが想像してる以上のことをしてしまって、傷つける未来が。

 緊張じゃない。その危惧きぐによる恐怖で、手が震えた。


「俺は、緋奈さんが大切なんです。傷つけたくないんです。緋奈さんが今求めていること以上をしてしまう自分が胸の奥底にいるのが、怖いんです」

「……しゅうくん」


 傷つけたくない。泣かせたくない。怖がらせたくない。

 どうしたって自分は弱くて、彼女のお願いの一つすら聞いてあげられない。

 そんな自分が、あまりにも滑稽こっけいで惨めだった。


「顔、あげて」

「――――」


 けれど、そんな俺の忸怩を、優しい声音は受け入れてくれた。


「ごめんね。またしゅうくんの気持ちを考えずにワガママ言って」

「そんな。謝らないでください。悪いのは、俺なんです」


 俺が弱いから、情けないから、だから緋奈さんの期待に応えられない。


「しゅうくんは何も悪くないよ。キミはやっぱり優しい子だね。ずっと私のことを一番に考えてくれてる」

「当然、でしょ。緋奈さんは、俺の世界で一番大切な人なんだから」

「まだ正式なカノジョじゃないよ?」

「正式じゃなくても、世界一大切なんです」


 俺がどれほどアナタを見てきたと思ってる。それこそ、アナタが想像以上にアナタを見つめ続けて、思い、想い続けてきた。

 その想いはとっくに、本物になっている。


「そっか。それは、とても光栄で、とても嬉しいな」

「――――」


 緋奈さんは微笑んだ。慈愛を宿した、まるで慈母のような柔和な微笑みだった。

 けれどその中に、一人の女性としての渇望を渦巻かせていて。


「なら、猶更刻み込んでよ」

「――な、ぁ」


 緋奈さんはぐっ、とブラウスのえりを広げた。そうして露となった白く、なまめかしい首筋を俺に魅せつけながら、緋奈さんはそう懇願した。


「しゅうくんが望むなら、いいよ。それ以上のことをしても」

「なにを、言って」

「ルールを思いっ切り破ってもいいよ。私は気にしないし、そもそも二人で決めたことだけど、罰則ペナルティは考えてなかったしね」


『ルール5。正式に付き合うまではキスや性行為は断固禁ずる』


 それが、俺と緋奈さんが絶対を誓ったルールだった。

 たしかに緋奈さんの言う通り、このルールを破ったところで罰則ペナルティは存在しない。あるとすればただ罪悪感のみ。明確な罰則ペナルティは設けていなかった。


「今の私たちにはそのルールよりも大事なものがある」

「それは、お互いに決めたルールを破ってでも大事なものなんですか?」

「うん。大事だよ。だって、キスマーそ れクは今の私たちの絆のようなものでしょ?」

「――っ!」


 見つめる瞳と穏やかな銀鈴の声音が、たしかな親愛を声に乗せてそう言った。


「しゅうくんがキスマーク付けて欲しいって私にお願いしてくれた時、嬉しかった。私を求めてくれたような気がしたの」

「たしかに、あの時の俺は求めてました」


 絆を、繋がりを。彼女を。

 それが鎖でもいいからと、キスマーそ れクを求めた。


「私もあの時のしゅうくんと同じなんだよ。欲しいの。しゅうくんとの繋がりを。求めずには、いられないんだよ」

「――――」


 あの一件があったからこそ、お互いの絆はより深まった。それこそ、何人たりとも断ち切れない愛情を、互いのこころに芽生えさせたほどに。


 しかし、それ故に、互いの心は渇望する。


 もっと、相手からの愛情が欲しいと。


 芽吹いた蕾に、もっと愛情を注いで欲しいと。


「我慢は、したくない。私、ワガママなの。しゅうくんを困らせたくない気持ちはたしかにある。それは嘘じゃない。でも、それ以上に嫌なの。しゅうくんとの今の絆がもろくなるのは」

「だから、俺からして欲しいんですか?」

「私のほうからできないっていうなら、しゅうくんが刻んでよ。私たちの絆を」


 緋奈さんは俺の顎に手を乗せて、無理矢理に俯く顔を上げさせて、強制的に視線を交差させた。


「――誰にも私を渡したくないなら、私にお前は俺のものだっていう証を刻んでよ」

「っ!」

「それをできるのは、恋人しゅうくんだけなんだよ」


 他人からすれば、キスマーク如きと嘲笑うかもしれない。けれど、俺と緋奈さんにとっては、今はキスマーそ れクが最もお互いを想い合っているという唯一無二の証だった。


 絆と。キスマーそ れクが、俺と緋奈さんを繋ぐものであってくれるのなら――。


 ごくりと、生唾を飲み込む。


「後悔しても、しりませんよ」

「しないよ。しゅうくんが私を求めてくれることの何が怖いか分からないもん」

「ずるいよ。そんなこと言われたら……」

「ふふ」


 緋奈さんが望むなら、俺もそれを求めずにはいられなくて。


「震え、止まったね」


 ひどく優しい声音が、期待と羨望せんぼうをはらんで呟かれる。


 それに応じるように彼女との距離を詰めると、また、頭上からくすくすと嬉しそうに笑う声がした。


「――分かりました」

「来て、しゅんくん。キミが望むこと、なんだってしてあげる」


 襟を広げて、白く艶めかしい首をこれまでもかと魅せつけて、緋奈さんは欲望にえた獣を誘い込む。


 理性があと一歩で外れる寸前の瀬戸際で抗う獣は、じりじりとその距離を詰めながら、荒い息をその首に当てた。


「んっ」


 甘い嬌声きょうせいが鼓膜を震わせた。息がさらに上がる。心臓が五月蠅うるさいほど脈を打つ。頭に血が上り過ぎて、眩暈めまいがした。


「はぁ、はぁ、はぁ」

「ふぅ、ふぅ、ふぅ」


 熱のこもった吐息と荒い吐息がリビングに木霊する。

 理性のタカが外れる直前、俺は独り言のよう呟いた。


「もし、キスマーこ れク以上のことをしたら、その時は、俺はアナタの元から消えます」

「――っ‼ ……うん。分かった」


 自分の理性を保つための宣言と華奢な肩が震えたのはほぼ同時だった。


「――はぁむ」

「んっ! くっ、うんぅ」


 刻み込む。愛情の印を。


 押さえつける。暴走する理性を。


 知らしめる。彼女に俺の想いの強さを。


 そして、味わう。緋奈藍李という、いつも羨望を向けるだけで終わっていた女性の、その匂いと感触を。


「はぁむ。んっ。ちゅっ……ちゅぅぅ、んっ」

「くはあっ! ……ん、ふっ……しゅう、くん。ちゃんと、私に刻み込んで、ね?」

「……ふぁい」


『これ、もう完全にアウトだろ』


 部屋に響く甘く甲高い嬌声が、俺の心情を物語っていた――。






【あとがき】

今話でキスマークに『これ』というルビを振っていますが、

通常だとキスマークルビとなってなんか間隔が気持ち悪くなります。

ではどうやって真ん中にルビを振っているかというと、

『キ〔スマー〔こ れ〕ク』という感じに振っています。

そうすると、あら不思議。キスマーこ れクといい感じにルビが振れるんですねぇ。

これからカクヨムで小説を書こうとしてる人は覚えておくと便利だよ!

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