シーズン11 最終1317位 天国と地獄、そして地獄
ランクバトル シーズン11(23/10/1~23/11/1)
ロム1 最終1952位 レート1861.932
試合数133戦 勝ち数80戦 負け数53戦 勝率61.904%
ロム2 最終1317位 レート1910.869
試合数89戦 勝ち数59戦 負け数30戦 勝率66.292%
ロム3 最終1903位 レート1865.040
試合数169戦 勝ち数100戦 負け数69戦 勝率59.171%
合計 試合数391戦 勝ち数239戦 負け数152戦 勝率61.125%
最終結果 1317位 レート1910.869
参加数 366,180人 マスターボール級昇格者 95,232人
使用ポケモン
モロバレル、ヘイラッシャ、ハピナス、ピクシー、ヒードラン、ミミズズ
このシーズンからルールがレギュレーションEとなりました。これまでのレギュレーションで使用可能だったポケモンに加え、DLC『前編 碧の仮面』に登場するポケモンがランクバトルで解禁されました。
注目はなんと言ってもDLCのパッケージポケモンであるオーガポン……と言いたいのですが、オーガポンをはじめとするDLC新ポケモンは前回のシーズン10で唐突に解禁となったため、新鮮味はなかったです。
注目度といえばガチグマの新しい姿であるアカツキ。正直ゲームバランスの調整を失敗したのではと思いたくなるほどの強力なポケモンである。あの見た目で攻撃種族値がヒメグマ以下というのも納得できないし、特性の効果が盛り過ぎだし、専用技ブラッドムーンのデメリットがデメリットとして機能していないなど、ツッコミどころ満載のポケモン。
その他でいえばキュウコン(アローラ)やグライオンやエンペルトなどが新顔として対戦環境で見かけるように……なったのですけど、なんだかシーズンが進むにつれて段々と見かけなくなったような気がします。
そもそもDLC碧の仮面で追加されたポケモン自体がマイナーなものが多く、対戦で活躍するようなポケモンは端から少なかったです。その中でも一定の活躍をしそうなポケモン、ミロカロスやカビゴンやシャンデラなどは対戦で見かけてもいいような気もしますが、これらのポケモンも姿がなかったですね。一方で謎にクワガノンを見かける機会が多かったですけど。
そんなこともあってか、DLC後の対戦環境といえばカイリュー、サーフゴー、ハバタクカミ、パオジアンのいつものメンバーに、オーガポンとガチグマ(アカツキ)が加わったかたちでした。ともっこは知らない。
さてそんなレギュレーションEですが、前回即席で組んだ受けループがなかなかに悪くなかったです。とくに炎オーガポン受けとして採用したヒードランや、岩オーガポン受けのミミズズは意外とオーガポン以外にも対応できる汎用性があって、受けループがやりやすかったです。
加えて、ポケモンSVの初期からずっと使いたかったお気に入りポケモンのピクシーもDLCで解禁されたこともあり、早速受けループに組み込みました。主にキョジオーンをはじめとする定数ダメージで受け破壊を狙う相手を対策するポケモンとして。
キョジオーンの塩漬けはもちろん、チオンジェンの宿木の種、ミミッキュの呪いなど、受けループの天敵を特性マジックガード(攻撃以外でダメージを受けない)ピクシー一体ですべて解決できたのは嬉しい限りでした。あと自分のピクシーはアンコールを採用しているので、受けループ同士の戦いでも有利をとることができ、またテラスタルは飛行にしているのでグライオンを完封するなど、受けポケモンに滅法強かったです。むしろ選出の都合でピクシーを出せなかった受けループ戦においては全て負けたくらいに、対受けポケモン用ピクシーが強かった。
さてそんなシーズン11ですが、序盤から好調で、かなり早い段階に三桁順位に到達しました。普段はシーズン中盤くらいに三桁に到達し、最終日の朝に駆け込み三桁チャレンジをして最終三桁順位になれるかどうかといったところでしたので、こんなにも早い段階から三桁順位になったことに、逆に順調過ぎて怖かったくらいです。
そんなこんなでシーズン序盤から終盤まで、大体25日くらいまででしょうか、珍しく三桁順位帯で対戦をしていました。なんだかんだ三桁順位帯での対戦もやれているし、一時期500位以内にもなったこともあって、正直調子に乗っていた。
どれくらい調子に乗っていたかというと、「このまま二桁順位いけるんちゃうか!」「最終日ワンチャンレート2000達成するのでは⁉」「自己ベスト更新確実だろう」などなど。
まあそんなに都合がいいわけではなく、案の定シーズン終盤で順位が溶けました。
そこからは泥沼状態。なにをやっても勝てない。
負けている原因はわかっていました。火力がインフレしているのです。
どうやら利用率トップのオーガポンに対して、パオジアンがこだわりハチマキを持ってテラスタル噛み砕くを打てはワンパンできるとかなんとか。その影響かやたらとハチマキパオジアンが多かった。
加えて前回のシーズンでも増えていたこだわりメガネを持ったイーユイがテラスタルオーバーヒートを撃ってくることもありました。
そして決定的だったのがガチグマ(アカツキ)。シーズン序盤では特防1.5倍になるが攻撃技しか出せなくなる突撃チョッキを持たせた型が主流でしたが、シーズンが進み型が開拓されたのか、火力アップアイテムを持たせたガチグマが現れるようになり、また月の光でHPを回復しつつ瞑想で特攻特防のランクを上げていく型も出てきました。
極めつけは、こだわりメガネを持ったガチグマ。あの、専用技ブラッドムーンは連続で出せない技なんですけど、それなのに何でメガネでブラッドムーンぶっ放してくるんですか?
正直な感想としては、シーズン11の終盤は魔境だった。
少なくとも受けループが機能しないくらいには、火力がインフレしていました。
さて以前に受けループの楽しさについて語りまして、お相手の受け崩しのアイディアが見れるところが受けループの面白いところだとしました。一方で超火力で殴るだけの脳筋受け崩しは受け崩しとして芸がなく、出オチ一発芸レベルの尖った受け崩しの方がやられる側として楽しめるのです。
その観点から言えば、シーズン11の終盤は受けループとして面白くもなんともない、つまらないものでしたね。
どの対戦でもパオジアンやイーユイやカイリューやガチグマが超火力をぶっ放してくる火力インフレ環境。これ、何か楽しいねん?
とはいえ全く勝てないかといえばそうでもなく、終盤の勝率でいえば五分五分といったところ。正直火力インフレについては受けループではどうしようもないので、何とかマッチング運にかけて火力重視ではないパーティや受けループ対策を怠っているパーティを刈り取っていくかたちで順位を維持していました(順位が溶けているのに維持しているのはどうかと思うが)。
そんなことを繰り返しているうちに、最後の日曜日でまさかの連勝をして、溶けたロムの順位をある程度戻すことに成功しました。あとは最終日の朝、仕事行く前にランクバトルをして最後の三桁チャレンジをするだけとなりました。
そして迎えた最終日の朝。朝5時起きして最後のランクバトルをしましたら、いきなり五連敗した……。
さすがに心が折れた。朝5時起きして何しているんだろうと我に返った。
いい年した大人が朝5時起きしてポケモン対戦ボロ負けして、ホント、何やっているんでしょう?
そんなこんなで6時頃にはもう諦めモードになっており、結局のところ三桁チャレンジどころか三桁チャレンジにすら到達することなくシーズンが終わりました。
なんと言いますか、シーズン終盤があまりにも地獄過ぎて、残念な結果で悔いが残るというよりは、むしろようやくシーズンが終わってくれたという安堵感の方が強かったですね。なんでしょう、テスト明けの解放感に近いような気がします。テストの結果とかよりもテストそのものが終わってくれたことが嬉しいみたいな。
そんな感じで、今までのランクバトルで一番疲れたシーズンでした。
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