シーズン8 最終986位 変態ハピナス爆誕





 ランクバトル シーズン8(23/7/1~23/8/1)



 ロム1 最終986位 レート1924.667

     試合数132戦 勝ち数79戦 負け数53戦 勝率59.848%


 ロム2 最終3284位 レート1773.283

     試合数78戦 勝ち数49戦 負け数29戦 勝率62.820%


 ロム3 最終5527位 レート1718.049

     試合数105戦 勝ち数60戦 負け数45戦 勝率57.142%



 合計  試合数315戦 勝ち数188戦 負け数127戦 勝率59.682%



 最終結果 986位 レート1924.667



 参加数 315,714人  マスターボール級昇格者 73,371人




 使用ポケモン

 モロバレル、ヘイラッシャ、ラッキー、クレセリア、フワライド、ハピナス






 このシーズンからレギュレーションDが適応され、ポケモンHOMEとの連携により過去作から最新作ポケモンSVに連れてこれるようになったポケモンがランクバトルで解禁されました。


 ただ対戦環境としては、主に過去作の準伝説ポケモンがドッと押し寄せてきた印象。ランドロスやボルトロスなどのポケモンをはじめ、クレセリアやヒードランといった第四世代の準伝説、あとはウーラオスやレジエレキなどの前作剣盾で登場した準伝説が一気に躍進しました。


 あとは『Pokémon LEGENDS アルセウス』(以降アルセウス)で初登場した新ポケモン、とくにリングマの進化であるガチグマや、ヌメルゴンのリージョンフォームは準伝説組と同様に対戦で活躍しました。もう少し経ってからオオニューラやイダイトウの型が開拓されていった流れですかね。


 ちなみに準伝説やアルセウス以外の解禁ポケモンとして、リザードンやゲッコウガなどといった最強レイドで登場したポケモンや、ヌオーなどのパルデア図鑑外のポケモンもランクバトルで使用可能となりましたが、ほぼほぼ見かけなかったです。まあゲッコウガくらいなら見かけたことはあっても、エースバーンは一度も戦ったことがないですね。







 そんなこんなで始まったレギュレーションDですが、個人的に注目していたのがクレセリア。クレセリアに追加効果無効アイテムの隠密マントを持たせたらさすがに強いだろうことは前々から感じており、早速パーティに入れました。


 一方でクレセリアの相方枠であるヒードランが脅威であり、何かしらの対策は必須だと考えていました。


 というのもヒードランの専用技マグマストームは、高威力でありながら拘束技でもあるところが厄介。おまけに挑発を覚えるため、マグマストームでHPを削りながら相手を拘束し、挑発で技を縛ることで、ジワジワと嵌めながら相手を倒すことができてしまえる。やっていることはレギュレーションAで猛威を振るった炎の渦カイリューと同じですが、火力はヒードランの方が遥かに強い。


 この容易に受けを破壊するヒードランの対策として考えたのが、ハピナスでした。



 対ヒードランにおいて一番の問題が素早さ関係。ヒードラン相手に後手に回ってしまうために先制で挑発されて技が縛られてしまう。ヒードランを対策するためには、ヒードランより速く動かなければならないと考えました。


 そこで思いついたのが、素早さが1.5倍になるアイテムのこだわりスカーフをハピナスに持たせる型でした。



 スカーフハピナスである。



 スカーフによってヒードランよりも速く動けるようになったハピナスが、先制トリックで持ち物を入れ替えてしまえば、むしろヒードラン側が技を縛られるようになる。ヒードランの脅威はマグマストームと挑発のコンボであり、技選択の自由がなくなれば脅威でも何でもないのです。


 これはシーズン3で渦潮型テツノツツミを対策するためにスカーフ込みで最速テツノツツミ抜き調整サケブシッポを採用したときと、全く同じ発想。自分としても、まさかスカーフサケブシッポが伏線として活きてくるとは思わなかったです。



 そんなこんなでスカーフ込みでヒードラン抜き調整ハピナスで挑発ヒードランを逆に嵌めることに成功し、ヒードラン対策は無事解決することができました。


 副産物として、チオンジェンやキョジオーンなどの厄介な受けポケモン相手にもこだわりトリックで技を縛って機能停止に追い込んだり、あと単純に相手の持ち物をシャッフルしたりするだけで充分強かったです。



 本来なら受けポケモン対策としてこだわりアイテム+トリックのコンボを仕掛けるもので、とくにハピナスなどはサーフゴーやロトムと対面する機会が多いためにこだわりトリックで技を縛られやすいです。


 そんなハピナスが、あろうことか最初からこだわりスカーフを持って自ら技を縛り、あまつさえ天敵であるはずのこだわりトリックのコンボを逆に相手へと仕掛けに行くという、なかなかに奇妙な型となってしまった。シーズン中は「自縛ハピナス」や「変態ハピナス」のあだ名で採用し続けました。








 そんな「自縛ハピナス」「変態ハピナス」ですが、ひとつ印象深い試合がありまして、某人気配信者さんとの一戦でハピナスが活躍しました。


 一応名前を伏せているのは、ご本人かどうか確証がないため。ツイッターのタイムラインでリツイートされたものが流れてくる程度でしかなく、実際に配信を見たことがありません。ファンの方が同名を名乗っていることもありそうで、故に「本人?」となったわけです。一応トレーナーカードが色違いのウルガモスでした。



 さて試合ですが、お相手の選出がディンルー、カイリュー、ハバタクカミ。一方こちらはハピナス、ヘイラッシャ、ラッキー。選出意図として、初手ハピナスのこだわりトリックでディンルーの起点阻止ができればという考えのもと。


 実際に先制トリックで相手のディンルーにこだわりスカーフを渡すことに成功。HPを半分にする技カタストロフィを撃たれるも、奪い取ったオボンの実で回復し、被害を最小限に。相手のディンルーはカタストロフィで縛られてしまった以上、ハピナスを倒すことができなくなった(カタストロフィはHPを半分にするだけでとどめは刺せない)。


 その後もディンルーはカタストロフィを撃ち続けますが、こちらはステルスロックで起点を作り卵産みで適度にHPを回復。そうしたら相手は交代してカイリューが出てきたのでヘイラッシャを後出し。逆鱗を打たれ威力的にこだわりハチマキ持ちでしたが、カイリューのハチマキ逆鱗に対してヘイラッシャは二回耐えるので、決死の雪雪崩でカイリューを返り討ちにしました。


 ハバタクカミが瞑想型だったため、ラッキーで瞑想を張り合うことに。瞑想の張り合いは結局のところどちらが先に急所に当てるかのゲームとなってしまいますが、ただ途中でムーンフォースの威力アップとしてフェアリーテラスタルをしてきたため、ハバタクカミからゴーストタイプがなくなり、ラッキーの地球投げが当たるようになった。ムーンフォースが急所に当たらないことを願いつつ地球投げ連打でハバタクカミを突破。


 残すはこだわりスカーフで技が縛られたディンルーのみ。ただこちらのヘイラッシャがカイリューを突破するにあたって致命傷を負っており、ディンルーの攻撃を耐えることができませんでした。カイリューとの対面でフェアリーテラスタルを切るべきでした。


 ということでディンルーの地震連打を特殊受けのラッキーで受けることに。幸い起点作成役ディンルーで攻撃に努力値が振られていなかったため、輝石ラッキーで充分受けきることができました。ディンルーの地震のPPが枯れるか、ラッキーの地球投げ連打で倒しきるかの勝負でしたが、途中でお相手が降参してなんとか勝つことができました。


 この試合、ディンルーの技を縛ることができていなかったら、かなりつらい戦いになっていました。最後のディンルー対ラッキーも、普通ならカタストロフィ地震で卵産みのPPが枯らされて突破されますからね。初手ハピナスのトリックが刺さった試合として記憶に残っています。






 そんなこんなで自ら縛った変態ハピナスと、あとこちらも気に入っているゴツゴツメットフワライドを採用した純正受けループでシーズンを戦い抜きました。


 シーズン最後の日曜日で1500位まで来れましたが、翌日から仕事だったため事実上ここで撤退することに。あとは最終日の朝早く起きて数戦できるかどうかでしたが、実際に最終日の朝ランクバトルをしたら勝ててしまい、結果として986位とギリギリ最終三桁順位をとることができました。二度目の最終三桁順位。いやよかったです。



 という感じで変態ハピナスが活躍したシーズンでした。




 シーズン8の構築記事はこちら

 https://yakkun.com/bbs/party/n5093




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