シーズン6 最終726位 初の最終三桁順位





 ランクバトル シーズン6(23/5/1~23/6/1)



 ロム1 最終726位 レート1914.726

     試合数178戦 勝ち数105戦 負け数73戦 勝率59.988%


 ロム2 最終1579位 レート1837.690

     試合数64戦 勝ち数43戦 負け数21戦 勝率67.187%


 合計  試合数242戦 勝ち数148戦 負け数94戦 勝率61.157%



 最終結果 726位 レート1914.726



 参加数 338,525人  マスターボール級昇格者 82,848人




 使用ポケモン

 ドヒドイデ、モロバレル、ヘイラッシャ、クレベース、ラッキー、サーフゴー






 準伝説が解禁されて二回目のランクバトル。時期的にゴールデンウイークですが生憎ゴールデンウイークも仕事だったため、シーズン6はスロースタートでした(シーズン5の最終試合での痛恨のミスを引き摺っていたのもある)。


 そんなシーズン序盤において、まさかの事態に。


 あの有名受けループ使いのorionさんとマッチングしたのです。


 人気動画配信者であるバンビーさんとの最終日試合の動画を見たばかり(というかこのとき毎日のように見ていました)だったので、orionさんとのマッチングは驚きでした。



 驚き過ぎてスクショしてツイッターに上げてしまったくらい。

 https://twitter.com/yuki_sugiura_/status/1654408934894206976



 そんなこんなで胸を借りるつもりで対戦に挑みました。ただお互い身代わりヘイラッシャの対面で、「どうすればいいの……?」と困惑。手も足も出ない状況で、ただただ試合時間だけが消費されていく試合展開でした。



 こんな感じ

 https://twitter.com/yuki_sugiura_/status/1654410076160147456



 ヘイラッシャ同士の対面でお相手の方が素早く先制行動できる状況。仮に一撃必殺技の地割れ(このときのヘイラッシャは一撃必殺技のみのワンウェポン型)を当てて身代わりを剥がしたとしても、次のターン先制で身代わりされるだけであり、こちらの勝ち筋としてはTOD(時間切れ判定勝負)しかない。


 一方相手にとっては先制で行動できるため、1ターン目で身代わりを剥がし、次のターンで身代わりを張られる前に地割れを当てれば勝ちとなる。


 一応自分の選出はヘイラッシャ、ラッキー、ハピナスとHPが高いポケモンを連れてきたので、TODになった際は相手のHP調整の仕方にもよりますが、ある程度は互角の判定勝負になるのではと思っていました。


 思っていたのですが、試合時間残り6分か5分くらいで、地割れを二連続で当てられてこちらのヘイラッシャが沈みました。即降参です。


 試合後「なるほどね……」と感慨に耽っていましたが、何がなるほどなのかさっぱりわかりませんでした。とりあえず、とにかく上位プレイヤーは強いということはわかりました。






 さて今回のシーズンもそれなりに好調で、1000位台をウロウロする毎日でしたが、シーズンも終盤に差し掛かった頃、順位を大きく溶かした。


 最初は連敗と連勝を繰り返していて、3000位から7000位を行ったり来たりしていましたが、ついに大連敗を喫する。10000位まで順位が落ちました。


 その後も足掻いてみたものの落ちた順位を取り戻すこともなく、むしろさらに悪化していく順位。あまりにも勝てないものですから、正直ポケモン対戦のことが嫌いになっていました。


 ポケモン対戦なんてやめて他のことに時間を有意義に使うべきではと考えるように。


 ただせっかく始めたポケモン対戦で、ランクバトルもシーズンが切り替わったらランクが2ランクダウンしてスーパーボール級からスタートするわけですから、せっかく最高ランクであるマスターボール級に辿り着いてこのまま辞めてしまったらシーズンが切り替わる度にランクが落ちてしまいます。


 そのことを思い、「毎シーズンマスターボール級に帰ってこれる程度には続けよう」と思いとどまりました。


 そして毎シーズンマスターボール級に戻るためのパーティを組んでしまおうを考えた次第。多少の対戦環境の変化があったとしてもそれとなく戦っていけるようなパーティを目指して、シーズンの残りをその模索するためにあてました。



 そうやって試行錯誤を繰り返していくうちに徐々に勝てるようになり、気がつけば2000位まで順位を取り戻していました。


 そして最終日。いつもより早く起きての朝活ランクバトル。仕事の時間的に融通が利く日でもあるなど、最終日として好都合でした。






 そうして迎えた最終試合。この試合は今でもはっきりと覚えているくらいに印象的なものでした。


 ギリギリ三桁順位に届かない、というかほぼほぼ1000位ジャストくらいの順位で挑む対戦。相手の選出はキョジオーン、カイリュー、サーフゴー。一方こちらはサーフゴー、クレベース、ラッキーである。


 相手のカイリューは羽休め、サーフゴーは自己再生といった回復技を覚えており、頻繁に交代を繰り返すサイクル構築であった。というかほぼほぼ受けサイクル、というか受けループといえた。言ってしまえば受けループ同士の試合である。


 さらにお相手は釣り交換を繰り返す。カイリューが出てきたのでこちらは物理受けクレベースを出すものの、同じタイミングでカイリューからサーフゴーに交代され、こちらも特殊受けのラッキーを出すがそのタイミングでカイリューが戻ってくる。後手後手の試合展開であり、一向に有利対面を作ることができなかった。


 そうして繰り返される釣り交換に対応した結果、お互いのサーフゴーが対面する盤面となった。


 ゴーストタイプはお互いに抜群を取り合う相性関係。相手にとっても自分にとってもゴーストポケモンであるサーフゴーの対面は不利である。


 このとき自分は、これまでの傾向から裏のクレベースもラッキーもテラスタルしてタイプを変える必要なないと判断し、サーフゴーで飛行テラスタルを切ることでゴーストタイプの弱点を消した。


 結果として自分だけテラスタルをした状態になり、相手のサーフゴーがゴースト技のシャドーボールで致命傷を負い、こちらのサーフゴーはHPの四割程度削れるだけで済んだ。素早さとしてはこちらのサーフゴーの方が速いので、次のターン先制して攻撃すれば相手のサーフゴーを倒せる。


 ただお相手が頻繁にサイクルを回す戦い方をしているので、交代することが容易に読み取れた。そこで回復技の自己再生をすることでHPの管理をすることに。案の定カイリューに交代した。サーフゴーとカイリューの対面。サーフゴーが飛行テラスタルしているので地面技の地震は無効にできる。攻撃手段としてはノーマルタイプの神速だけである。その神速もサーフゴーであれば余裕を持って耐えることが可能。


 そこでせめてでもカイリューの特性マルチスケイルを剥がす程度に攻撃しようとし、シャドーボールを選択。すると相手は交代したのである。「サーフゴー来る⁉ サーフゴー来るの⁉」と興奮し、実際に現れたのは致命傷を負ったサーフゴー。察するにカイリューを出したことでこちらが物理受けのクレベースに交代することを読んでの釣り交換だったのでしょう。しかし耐久にある程度努力値を振ったこちらのサーフゴーであればカイリュー対面で居座ることができる。


 そうして釣り交換に失敗した相手のサーフゴーにとどめを刺して数的有利をとれるところで、相手は回線を切断した。


 回線切断は本来なら切断した方の負けになる。ただし稀に切断バグとして無効試合となることもある。


 切断された瞬間は喜んだが、すぐに「無効じゃないよね?」と焦り出した。そうして戦績の更新を待ってみたら、順位が変わっていた。



 721位である。



 時間にして8時54分のことだった。ランクバトルのシーズンは9時に終了する。


 ギリギリのところで一勝を掴み、最終三桁順位確定した瞬間だった。




 思わず椅子から跳ね上がった。朝なのに迷惑を考えず興奮していた。


 ただ最終三桁順位が確定しての第一声が「仕事行かなきゃ」だったので、ある意味では冷静だったのかもしれません。




 そんなこんなで仕事中にポケモンHOMEを開いて最終順位が726位の三桁であることを頻繁に確認して、ニヤニヤしながら仕事をこなしました。




 ちなみにこちらが初めて書いた構築記事になります。

 https://yakkun.com/bbs/party/n4939



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