第3話 12歳
僕は、昨日12歳になったばかりである。小学6年生である。
周りの狂気に満ちた子もなぜか学校に通っていた。そして僕と同じように進級した。
いつも優しい僕だけど、なぜこの狂気に満ち溢れた頭のおかしい子と僕が同じラインに立っているのかが分からなかった。
そして、僕はいら立ちを覚えた。
僕の手の甲は赤くなっていた。背中にも酷い腫れがある。僕はこんなにも勉強しているのに。彼らと同じ立場にいられるのはおかしいと思った。
愛情を注いでもらっている僕と彼らには明らかな差があるのに。
明らかな差別意識が大人にはあるのに、なぜ僕は彼らと同じレールに立たなければならないのか。
頭のおかしな彼らを僕は救わなければならない。
ローカル 卍ヶ丘U助 @iLifefan
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