第2話17歳
17歳。
高校2年生の時は色んな初体験をした。
アルバイト、バイク購入、直ぐに辞めたタバコ、パチンコ、彼女との◯◯。
特に、1年生の冬から付き合いだした、この彼女とは、9年間付き合い結婚の素振りを見せない僕を見限り彼女は去り直ぐに新しい男と結婚した。
高校2年生の時は、親にバレない様にこっそりと彼女の手引きで夜中に家に行き、一晩中エロい事をして、日が昇る前に帰る。を、何度もした。
しかし、彼女がケガをした際に病院に行った時に、ヤクザのような格好をしたお父さんに挨拶して、入院する事になった時に学校の授業のノートをコピーして渡したりしていると、そのお父さん大変気に入られ、後日、
「明日は、焼き肉をするから夕方に来なさい」と、言われるまでの仲になった。
そして、堂々と親公認の彼氏となった僕は三姉妹の一番下の娘の彼氏として、既に結婚している1番上のお姉さんは、おらず1歳年上のお姉さんとも仲良くなった。
お姉さんはきれいな女性だった。男を次々に変えているらしい。
お母さんが、
「最近、イズミ(仮名)のおっぱいが大きくなったと思えば、◯◯ちゃんが彼氏だったと聴いて納得したわ」
と、言う。
僕の呼び名の◯◯ちゃんは、田原俊彦と同じだ。
「おっぱいは、揉めば大きくなるのよ。◯◯ちゃん」
その言葉を聴いて、お父さんに殴られるのではないか?と、危惧したがお父さんは笑っていた。
その後に、順序は逆だが僕の両親にもイズミちゃんを紹介した。
今から27年前の出来事。
懐かしくもあり、結婚出来なかった自身を残念に思った。
世の中の男子よ、おっぱいは好きですか?
僕は大好きでしたが、今は揉む以前に、興味が無くなりました。
それを加齢と呼ぶのです。
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