第30話篠山教授、ノーベル平和賞を受賞する!

第2章「ダイオウグソクムシ」


 此処まで説明した篠山は大原に伝わった事を確信して次に遣るべき事を復唱していた。

5年4ヶ月絶食期間が有る「ダイオウグソクムシ」の遺伝子及びその細胞を抽出し、人類の血液製剤としてワクチン混入させ、スーパーハイブリッドしらたまとして世界市場にリリースする!


それにアサギマダラの羽の筋肉細胞を採取、人類の血液製剤としてワクチン混入させる。

 人類に忍耐力や食糧危機を乗り越えるパワーを着けた人類には、戦争抑制する忍耐力が着いているから無駄な争いはしないばかりか、協調性が垣間見え世界平和に向けたゆまぬ努力をする筈!

 嬉し嬉しの世界はそこまで来ている。

篠山は黙って歩いていた。

NASA保険局からの感謝状と共に御年94歳、3年後のノーベル平和賞にノミネートされた篠山は輝かしい「スーパーしらたま」の開発成功や地球環境に優しい光合成ハウス等、実績が有ればこその受賞エビデンスは篠山が歩いた軌跡を観れば一目瞭然だとのNASA保険局の見解だった。

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