16日目『面』
昨日は熱でフラフラしてる時に野良猫に飛びかかられて顔と手を引っ掻かれて散々な日だった。
とりあえず熱でフラフラだが自販機まで行き、水を買って傷を洗うだけ洗った。
その時に気づいたが猫に引っ掻かれた左頬とは逆の右頬にも治りかけの引っかき傷があった。
何かに引っ掛けたのだろう。
本当は引っ掻かれたら消毒や手当は必要だろうが面倒で止めた。
ここまで熱が長引いてるということはもしかしたらインフルエンザかもしれないと思ったが警察に通報されそうなところに行きたくないので自力で治すしかないと思いつつ、ろくな生活はできてないが自然治癒力に頼る他なかった。
食生活はズタボロなので睡眠で治ることを祈りつつ睡眠薬を飲んで寝ることにした。
連日、夢に出てきてなかったのでもう出てこないのかと思ったらユウキはやっぱり出てきた。
やはり少しずつではあるが生首は腐れていっている。
「ひっでぇ面してんな!まぁ、でも痛みで少しは正気に戻ったか?いや、戻ってないよな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。