第3話  記憶はなくても残せたもの

なんだろう。

とても長い夢を見た気がした。

内容は覚えていないけど。


*


「ほれ、急がないと遅刻だよ」


はーい


もぞもぞとパジャマを脱ぎ、真新しい制服に着替える。


手早く洗顔してぱぱっと食事して。


「いってきまーす」


私は家を出る。


あれ?

世界が輝いてる。


厨二病だ



*


何か

生きているなぁって


思った。

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知らなかったけど私はもうすぐ死んでしまうようです。 水都suito5656 @suito5656

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