第2話 あれおかしいですね
最後はなんとか言うことが出来たよ。
ありがとう死神さん。
あれ最後の方、時間オーバーしてたよね。
“どういたしまして”
どこかでそんな声が聞こえた気がした。
でもここはどこなんだろ。
なんだか起きなきゃいけない気がする。
あたしの人生は 可もなく不可もかった。
最後は好きな人と言葉もかわせた。
そろそろ時間みたい
眠くなってきたよ。
今ここで寝てしまったら
あたしというものは無くなってしまうだろう。
でも不思議と怖くない。
あっちの方が知り合い多いからね
では今度こそ
どこにいるか分からないものに挨拶しよう
消滅する前に
私という物語はこれで完結です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
次回作にご期待ください。
その時は、あたしじゃ無くなってるけどね!
じゃね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。