応援コメント

03 慶応三年十二月八日、高野山挙兵」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    つまり生前、竜馬さんと慎太郎さんは共謀して紀州藩に因縁をつけ、騒動を起こして挙兵の名分と目眩ましに充てようとしていた。
    そしてその因縁は、既にあった竜馬さんと紀州藩との因縁を焼き直して再利用する……(^^;)
    なかなかにエグい手、慎太郎さん、お見事です。
    そして咄嗟の判断で朋友の死を利用し大事の目眩ましに使った岩倉卿、これも凄い意思を感じさせる。
    幕末の迫力を感じさせます!
    面白かったです(^^)

    作者からの返信

    紀州藩は家康が西国諸藩への抑えとして設置した藩なんで、これをどうするかは志士たちにとっては一大命題だったはずです。
    そんなところへ、竜馬が紀州藩と騒動を起こした(笑)
    慎太郎はとしては何やってんだと言ったかもしれませんが(笑)、奇貨居くべしと思ったのでは……というのが、拙作の設定です^^;

    そして紀州藩に先手を打たれて近江屋で慎太郎は斃れますが……その後事を託された相手が、よりによって岩倉具視。
    友情のためであり、維新のためでもある、高野山挙兵への岩倉の行動ってのが、ホントに凄いと思います。
    偽勅とか、かなり危ないと思いますが、たしかにそうせざるを得ない……だから偽勅を使うという岩倉の覚悟が半端ないです^^;

    幕末という時代の終焉、その「うねり」を描ければなぁと思って書きましたので、「迫力」と言ってもらえて、嬉しかったです!

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     ひどい⭐︎そして上手い⭐︎⭐︎
     紀州藩は、地味に西欧式の調練やってたり、佐幕派藩の中では強敵になり得る可能性があったんですよね。
     慎太郎さんから継いだ一手で見事に抑えたかあ。
     ……岩倉さん、こういうムーブが似合うから悪役に描かれるんじゃw
     面白かったです。

    作者からの返信

    紀州藩、たしかに洋式を取り入れてましたね。
    家康が西の脅威に対抗するために設置した藩だし、流れによっては王政復古に対するカウンターとなりえたかも^^;

    こういうところに目をつけていたのが中岡であり岩倉であった……というのが拙作での設定です。
    岩倉さん、偽勅で挙兵させるとか、ホント酷いなと私も思います(笑)
    偽勅ってバレたら自分が切り捨てられればいいと思っていたのでしょう^^;
    ……こういうえげつなさが、確かに悪役っぽい(笑)

    ありがとうございました。

  • 詐術やはったりも芸のうち。
    大したものですね。

    立地として紀州は脇腹のようなものですから、ここを押さえるかどうかは大きかったでしょう。

    作者からの返信

    ここで偽勅を使っちゃうのが、岩倉の凄いところですね。
    密勅は出してくれないだろうなぁという予測と、いざとなれば岩倉自身が切り捨てられればいいや、という思い切りがあるところが凄い^^;

    紀州は家康が対ウエストで設置した藩だし、おっしゃるとおり、何より物理的に京に近いですから、扼しておきたかったんでしょうね。
    結果としては不戦降伏でしたけど、流れによっては危なかったと思います。

    ありがとうございました。

  • 騒乱あるところに騙し合い有り。岩倉さんなら、幕末も戦国乱世でも通用しそうです😅

    作者からの返信

    あの王政復古の一連の動きすらも、岩倉さんの謀略の一部で、こんなことを同時進行でやっていたというのが凄い^^;
    確かに、この人が戦国にいたら、あの謀略渦巻く京でも飄々とやっていけそう(笑)

    ありがとうございました。

  • さすがの岩倉ですね
    実際もこのような権謀術数だったのかなと思うと幕末のタイミングにこんな人がいたことが運命だなと思います

    作者からの返信

    岩倉さん、王政復古の大号令のあたりの活躍が冴えわたっていて……そして同時進行で高野山挙兵とかやっていたとか、どんだけ、と思います(笑)

    確かにこのような人が幕末に、しかも公家にいたというのは凄い。
    ここまで来ると、運命と言わざるを得ません^^;

    あと、以前のコメントの追伸、見ました。
    おっしゃるとおり、高台寺党のおやびんは、キャシー(私は甲子太郎さんをこう呼んでます(笑))です。
    キャシー、歳三&竜馬の探偵ものでも犯人……^^;
    やっぱり新撰組からの分派、そして近江屋事件のすぐあとに油小路ですから、創作では犯人に設定されちゃうんでしょうね……。

    ありがとうございました。