こんにちは。アガサ・クリスティーはわたしも大好きです。謎解きと人間関係のドラマが入り混じっていて、何度読んでも面白いです。
最近出ている新訳よりも旧訳の方が好きです。ドラマも出来のいいものが多いですよね。
1983年から順不同で制作されていった「ミス・マープル」シリーズがお気に入りです。
作者からの返信
こんにちは。コメントありがとうございます。
クリスティーの作品では、謎解きに直結するばあいも、そうでないばあいも、人間関係の描き方ではっとさせられることが多いです。
「ミス・マープル」シリーズは残念ながらまだ見ていないのですが、クリスティーの作品の翻訳は私も全体として旧訳のほうが好きです。とくに The Big Four は、昔読んだ創元推理文庫の訳『謎のビッグ・フォア』のほうがずっとよかったと思っています。
またよろしくお願いします。
自主企画にご参加いただきありがとうございます。
非常に丁寧にご回答されていて、本当にうれしいです。
ひとつひとつに共感や学びがあり、すべてにコメントをしたいところですが、いくつか抜粋いたします。
④~⑥
登場人物が勝手に動いてしまう、気が付いたら意図に反して仲良くなっている、というのはそのぶんキャラクターに血が通っているからですよね!
きっと彼女たちがそれぞれ「すなおな部分」を持っている証拠なんだろうと勝手に思いました。
⑩「自分で読んでおもしろいこと」
非常に共感します。結局自分が面白いと感じなければ読者の方にも楽しんでいただけないと思います。私も自分の納得感を大事にしたいと思います。
あとは本や実在するお店との素敵な出会いから、清瀬さまの物語の世界が広がっているんだなあ、と感じました。
私も宮沢賢治は大好きで、花巻を訪れると「やぶ屋」の天ぷらそばと三ツ矢サイダーは欠かせません!
「永訣の朝」や「銀河鉄道の夜」が特に好きです。大人になって改めて読むとまた違う視点で物語に入り込めるような気がします。
ご回答お疲れさまでした。
作者からの返信
ていねいなコメントを頂戴し、ありがとうございます。
キャラクターを作者が動かすというより、キャラクターが自分で動いてくれる、というのを理想にしているのですが、それができているかどうか、というと、自分ではなんとも言えないところがあります。
小説のキャラクターですので、いろいろと、自分ではできないような無理をしてもらう、ということになりますが、気もち的なことは無理させたくない、とは思っています。
自分が読んでおもしろい、ということは、これからもたいせつにして行きたいと思います。もしかするとそれが「限界」なのかも知れませんけど、そういうことも含めて、たいせつにしたいと思います。
私は花巻は何度も訪れているのですが、いつも、間が悪かったり、その他の理由(他のだれかがいっしょとか)があったりして、まだ「やぶ屋」には伺ったことがないのです。
ぜひ一度は天ぷらそばとサイダーはいただきたいものです。
それでは、またよろしくお願いします。