第28話.3つのパターンの振り返り①
文字数を1000文字から3000文字以上まで増やして3つのパターンを比較しました。
書いていても、1000文字の時とは違った印象があります。
さて、ちょっと振り返ってみます。
【パターン3:マリベル救出から開始】
文字数の制限をなくしたので、キャラクターの説明を追加しました。最近はあまり書かない人もいますし、紹介文などに書けばキャラクターの容姿とかも省いてもいいかもと思うのですが、書いておいた方が、読者さんにはイメージしやすいかなと思います。
ただ、どこまで書くかは難しいですね。
1000文字の時との違いは、ヒロインと会うところまで1話目に入れられたので、動きと会話の両方が入れられたのは良いことだと思います。
◎ ②オープニングで人物が登場する。それが主人公なら、なおよい。
〇 ③対立、摩擦、ぶつかり合いで幕が開く。
◎ ④動きのある描写で始める。
〇 ⑦作品全体のトーンが伝わる。
この辺りもある程度盛り込めているので、結果としては良かったのかなと思います。これでダメなら、もう私の表現力不足かなと思います。
【パターン2:マリベルの儀式から開始】
こちらも文字数制限が無いので、儀式の描写を最後まで書くことができました。また、物語のキーアイテムとなってくるパナケアの秘宝の一つ、パナケアの杖の力も示すことが出来ているので、そう言う意味では興味は引けるのかなと思います。
悪役たちの悪いとこも少し書けているので、そのあたりもプラス要素かなと思います。
〇 ②オープニングで人物が登場する。それが主人公なら、なおよい。
〇 ④動きのある描写で始める。
〇 ⑤舞台設定を伝える。
〇 「場面設定」の映像イメージに読者を誘いざなう。
この辺りの要素はある程度盛り込めている気がします。
パターン3よりは全体的に少し弱い気がしますが、その分ヒロインを前面に出しながら、物語の核となる謎みたいなものを表現きているのではないかと思います。
【パターン1:時系列にプロット通りに進める】
ある程度丁寧な情景描写と背景や登場人物の設定が書けました。ここだけを見ると、動きもほとんど無いし、会話も無いので冒頭での惹き効果は少ない気がします。
ただ、素直なスタートで設定の説明も入れているので、後ろに続くシーンには効いてくるのではないかと思います。
この先に続くシーンは、読者が想像しやすくなりそうな気がします。
△ ②オープニングで人物が登場する。それが主人公なら、なおよい。
〇 ⑤舞台設定を伝える。
〇 ⑥「場面設定」の映像イメージに読者を誘いざなう。
これが一番、書きやすいんですけどね。やっぱりファンのいる続編とかならいいけど、そうじゃないと厳しいかなと思います。
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