第14話.物語の始まり(冒頭)について③
前回は、冒頭で読者に期待感を持たせ離脱を防ぐ方向で考えていました。
でも、どうやって期待感を煽ればいいか分かりませんでした。そこで、自分の作品の魅力を挙げてみようと思って、挙げたのが以下です。
❶いろんな魔法道具
❷兄弟の絆、掛け合い。兄弟の役割分担
❸アクションシーンや
これでも、まだ弱い気がします。
以前、何かの創作論で読んだ時にメモした、冒頭部分の掴み(フック)に関するものを引っ張り出してきました。
それが以下です。
①物語の始まりより前から書き始めていない。
②オープニングで人物が登場する。それが主人公なら、なおよい。
③対立、摩擦、ぶつかり合いで幕が開く。
④動きのある描写で始める。
⑤舞台設定を伝える。
⑥「場面設定」の映像イメージに読者を誘いざなう。
⑦作品全体のトーンが伝わる。
これくらい、条件があれば考えられるかもしれない。
これと、最初のシーンの荒いプロットを掛け合わせてみようと思います。
前に書いた最初のシーンのプロットが以下になります。
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1.怪盗ナバーロがイザベラのところからマリベルを救出してくるシーン
・ルイスがメルゼベルク家に、パナケアの薬箱を盗むために潜入する。
・そこで、マリベルが虐待されているところを見てしまう。
・急遽ターゲットをマリベル救出に切り替える。
・ティトの援護により無事にマリベルを救出する。
…………………………………………………………
★盗みのシーンからスタート
❸アクションシーン
④動きのある描写で始める。
③対立、摩擦、ぶつかり合いで幕が開く。
→ただ盗むだけじゃなくて、警備兵に見つかったりして派手なアクションがあった方が良さそう。
★最初に、ルイス、ティト、ヒロインは登場させたい。
★悪役側も登場させて、主人公たちと対立させる。
②オープニングで人物が登場する。それが主人公なら、なおよい。
③対立、摩擦、ぶつかり合いで幕が開く。
★最初からティトの魔法道具をいくつか登場させる。
❶いろんな魔法道具
❷兄弟の役割分担
⑤舞台設定を伝える。 →現実世界ではなく魔法がある異世界であること伝える。……でいいのかな?
★予告状と鮮やかな手口
⑦作品全体のトーンが伝わる。
→怪盗と言えば、予告状と鮮やかな盗みの手口です。
残り!
①物語の始まりより前から書き始めていない。
→これは禁止事項なので気をつける。ちなみに、私の代表作のツインズソウルでは見事にこれやってますね。残念です。
⑥「場面設定」の映像イメージに読者を誘いざなう。
→これは、映像が浮かぶように描写を頑張るしかないのかな?
これをもとに最初のシーンの詳細プロットを考えてみます。
1000字超えちゃったので、続きは次回
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🔹決めたこと?
以下の要素を入れる
★盗みのシーンからスタート
★最初に、ルイス、ティト、ヒロインは登場させたい。
★悪役側も登場させて、主人公たちと対立させる。
★最初からティトの魔法道具をいくつか登場させる。
★予告状と鮮やかな盗みの手口
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🔸次回、しばらく冒頭について
話しを続けます
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