第11話.今度こそプロット

 前回は、脱線してふむふむ流、三幕構成の説明に……。

 ということで、おおまかなプロットの最初のほうだけ公開です。


1.怪盗ナバーロがイザベラのところからマリベルを救出してくるシーン

 ・ルイスがメルゼベルク家に、パナケアの薬箱を盗むために潜入する。

 ・そこで、マリベルが虐待されているところを見てしまう。

 ・急遽ターゲットをマリベル救出に切り替える。

 ・ティトの援護により無事にマリベルを救出する。


2.マリベル救出後に一息つくシーン

 ・敵を巻いて、どこかで落ち着く

 ・マリベルが囚われていた事情を聴く

 ・パナケアの杖の話を聞く(パナケアの薬箱以外の秘宝があることを知る)

 ・パナケアの杖を取り返して欲しいと頼まれる。


3.再びイザベラのところへ潜入し、パナケアの薬箱とパナケアの杖を盗みだす。

 ・警備はさらに厳重になっているが、ルイスはパナケアの薬箱とパナケアの杖を盗むことに成功する。

 ・ここで、赤薔薇の騎士団ローテローゼリッターと、バルドゥルの強さはアピールしたい。




 ついでに、私のプロットの作り方も書いてみます。


 


 こんな感じのものが、最初からエンディングまで、20個ほど時系列に並べて書いたものを用意します。


 その後に、縦軸に主要登場人物、横軸を時系列にして、各シーンを登場人物に沿って並べていきます。

 最初に書いた20個ほどのシーンは主人公たちの行動なので、主人公たちがその行動をとっている間に、他の主要人物達が何をしているかを埋めていきます。


 全部埋める必要は無く、重要っぽいようなイベントなんかを歯抜けでも入れていきます。


 そこまで出来たら、どのシーンを書くかを決めていくのですが、その中には主人公たち以外の主要登場人物の行動も書くシーンとしてピックアップします。


 ここで、書かないシーンは捨てるのではなく、ほんの少しだけ匂わすとかすると、伏線になったりするので便利です。

 全部書きたくなってしまいがちですが、書かないシーンを作る。

 書くシーンを選ぶというプロセスは、けっこう大事なんじゃないかなと思います。


※これは、あくまでもふむふむ流のプロットの書き方です。同じようなことをしているプロットは、聞いたことがありません。たぶん、一般的ではありません。



 ここまで出来たら、いちおう書きはじめられます。

 場合によっては、各シーンのプロットをもう少し詰めるか、下書きを書きはじめるかのどちらかです。

 今回は、あまり時間も無いので、このまま下書きを書きはじめようと思います。


…………………………………………………………

🔹決めたこと

 プロット、だいたい出来ました。

 全部はここには書きませんが。

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🔸次回は、物語の始まりについて

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