第10話.プロット

 さて、登場人物はだいたい決まりました。

 物語の流れとおおまかなプロットは、実は登場人物を考える過程で、ある程度一緒に考えているので、だいたいの流れは書けていたりします。


 ここに書いちゃうと、完全ネタばれになってしまうので全部は書きませんが……。


 私のプロットの書き方ですが、最初は登場人物を考えながら、おおまかな物語の流れを考えていきます。

 まずは、物語の本筋ですね。

 主人公たちが辿る、最初から最後までのシーンです。


 だいたい、10~20個のシーンを考えます。

 その後、それを時系列に並べていきます。最初にクライマックスから思いついたりするので、時系列に考えるわけではありません。

 思いついたシーンから、メモを取っていき後で時系列に並べながら間を埋めていくというような感じでしょうか?


 そこで意識しているのが以下の2つです。ハリウッドとかの脚本で使っている三幕構成の考え方らしいのですが、その中のプロットポイントとミッドポイントを意識します。

 ※ここから先の内容は、ふむふむ流の理解なので、実際の三幕構成のお話とは少し異なります。


 プロットポイント:第一幕と二幕の変わり目。第二幕と第三幕の変わり目にある物語の転換点

 ミッドポイント :第二幕の真ん中にあって、前半と後半を繋ぐ重要な事件


 なお、各幕の配分は以下

 第一幕:第二幕:第三幕

  1 : 2 : 1


 なんとなく、私の勝手な理解では、プロットポイントもミッドポイントも起承転結で言うところの「転」なのかなと思っています。

 ここをきっかけに、物語が大きく変わる事件や出来事ですね。


 注)ふむふむ流理解なので、あっているのかは分かりません。


 1回目のプロットポイントは、キーインシデントとも重なっていて、この事件や出来事がきっかけで物語が動き出す。また、主人公たちが後戻りできない状態になるらしいです。

 例?)住んでいる村が壊滅して帰るところがなくなったり

    船が難破して、どこか知らない島に流れ着いたり

    みたいな出来事かなと思っています。


 ミッドポイントは、感情的な転換点とか、それまでの流れと真逆に進む何かなのかなと思っています。

 それまで受け身だったのが、攻めに転じたり。

 それまで絶好調でヒャッハー!していたのが、急に強い敵にぶつかって挫折したり。

 感情曲線みたいなのが下降していたら、何かがきっかけで上昇する。逆に、上昇していたら何かがきっかけで下降するみたいな転換点でしょうか。


 2回目のプロットポイントも物語の転換点なのですが、どうにもまだしっくりこないんですよね。今のところの、ふむふむの理解。


 第二幕の終わりで、それまでの問題とか葛藤が一旦解決される。解決しないまでも一区切りがついて、最終的に解決しなければならない問題に取り組む。みたいな感じでしょうか?

 すっごく簡単に言うと、ボスっぽいの倒したら真の敵が判明して、それを倒しに行くみたいな。

 または、ずっと探していた宝が見つかったり、ずっと追っていた謎が解けたりしたけど、それによって、真実が判明して同時に解決しなきゃならない問題が発覚した。

 みたいな感じでしょうか?


 うん。よく分かりませんね。

 このあたりのことが自分なりに理解できるようになったら、また書きます。


 注)ふむふむ流理解なので、あっているのかは分かりません。


…………………………………………………………

🔹決めたこと

 決まってないけど、プロットは進んでいるよ

…………………………………………………………


 あれですね。脱線したのがいけなかった。


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🔸次回。おおまかなプロットの

 最初だけちょっとお見せします

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