第7話.登場人物

 だいたいのあらすじが決まったところで、登場人物を考えます。

 私の物語では、登場人物を考える時に必ず気にしていることがあります。それは、対立を作ることです。


 第4話の『対立が欲しい』でも多少触れましたが、物語をおもしろくするうえでは、必要なものだと思っています。

 物理的なぶつかり合い。

 感情や気持ちのぶつかり合い、すれ違い。

 敵、ライバル、価値観の違い、目的の違いなどで、対立が生まれれば、ストーリーも広がります。時には、敵になったり、味方になったりと関係が途中で変わるのもいいかもしれません。


 でも、この対立、1対1だと単純な対立だけで終わってしまいます。

 なので、私は最低でも3人(3陣営)用意するように心がけています。最低3です。場合によっては4とか5でもいいかもしれません。

 あまり多くなると複雑になり過ぎるので、大きく分けて3か4くらいがちょうど良さそうな気がします。



 ここで、私の大好きなジブリ映画、『天空の城ラピュタ』を例にちょっと分析


 主な登場人物は以下の通りです。

 ・シータ

 ・パズー

 ・ドーラ(ドーラ一家)

 ・ムスカ(黒メガネたちを率いる)

 この辺りまでが主要登場人物です。これ以外にいくつか。

 ・モロウ将軍(と兵隊さんたち)

 ・親方(と鉱山で働く人たち)

 ・ポム爺さん


 このくらいでしょうか?

 ちょっとしたセリフまである脇役さんたちはまだたくさんいますが、それなりにしっかり登場するのは、この人たちです。

 こうして並べてみると、思ったより少ないですね。


 この中で私が、いっているというのが以下になります。


 ・シータ&パズー:飛行石の持ち主(主人公たち)

 ・ドーラ一家  :飛行石とラピュタの宝を狙う空賊)

 ・ムスカ    :政府の密命を受けてラピュタを探している(本当は個人的な野望あり)


 物語の前半は、この3者(3陣営)で、飛行石を取りあいながらお話が進んでいきます。

 パズーとシータも目的は同じじゃ無かったり、ムスカと黒メガネも完全には一致しませんが、とりあえず3つの陣営がそれぞれの目的のために動きます。

 こういうのを作りたい。


 なので、最低でも3人(3陣営)の登場人物が欲しいわけです。

 そして、ぶつかってほしいです。


…………………………………………………………

🔹決めたこと

 何も決まらなかった(涙

…………………………………………………………



───────────────

🔸次回。次回も登場人物

───────────────


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る