第4話勉強は場所を選ばない

僕は経済的理由で、大学を中退した。

面接官にいつも聴かれる。

「何故、大学を中退されたのですか?」

と。

中退は、そんなに悪い事なのか?

僕は、

「経済的理由です」

と、正直に話す。

面接官は鼻で笑う。あんたらは、いい大学卒なんだろうが、中退を馬鹿にしてもらっては困る。

僕は大学を中退しても、自分が興味のある世界は独学で学んだ。

勉強は場所を選ばないのだ。

そして、それは失敗では無かったと思う。

5流大学であったが、名前は言えば分かる大学だ。

しかし、どこの大学か分からないくらいの所を卒業して、大卒だ!と、威張るヤツがいるが、あれは痛々しい。

因みに僕は、過去に「お前は大学中退かも知れないが、オレは中卒だ。お前は、中卒のオレより頭が悪い」

と、言われたことがある。

ソイツに、

「じゃ、√5の0乗は何ですか?」

と、尋ねると、計算用紙が無ければ解けない!と、言った。

バカだコイツ。

中退をすると、こんな輩まで馬鹿にしてくる。

それ以来、ソイツの顔を見た事がない。


現在、「名古屋市横断ウルトラクイズ」を執筆中である。

かなりの難問を出しているのだが、解答者の頭のデキに舌を巻く。

僕も解らなかった問題を平気で解く。

僕が馬鹿だからかもしれないが。

僕は知らない事が多すぎる。全てを知りたいとは思わないが、常識は別として、もっと本を読まなきゃと思う。ジャンルは気になる物の殆どを。

もう、数学や物理は無理だ。

国語さえも怪しい。

病気で記憶が欠落した期間があるので、一度読んだ小説をもう一度、読まなきゃいけないのだが、先ずは文章の師、田山憲幸さんのエッセイ集を読んでみたい。

今日は、ここらで。

おやすみなさい✨

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