第5話障がい者と就労

障がい者は一般就労が難しい。

だから、障がい者枠か特例子会社に勤めるのが一般的である。

それが叶わなければ、A型の福祉作業所で働くしかない。

例えA型作業所でも、仕事は一般の健常者と同じクオリティーの結果を求められる。

僕はもっと働きたい。力を発揮できる会社で。

しかし、40代で統合失調症。どこの会社が僕を雇うと言うのだ。

ビジュアルから問題のあるこの男に仕事なかんか回って来そうにない。

だけど、僕は馬鹿だから仕事を探している。

こんな僕でも、雇って頂ける一般企業をずーーっと、探している。


魔の15年。空白の15年がある。

この15年は統合失調症を発症させてから、今までの期間である。A型以外でも働いた事があるが、病気に苦しんでいた時期。

今週は風邪で1週間会社を休んだ。

僕は就労する時の配慮してもらいたい事は、トイレにいつでも行ける事、車の運転の無い事、こまめに水分補給できる事などである。

働く意欲は、誰にも負けないつもりでいるが、現実は非情である。

でも、諦めなかったらいつかは転職出来ると信じている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る