第四十話 メイドさん
過去の自分?を知るべくメイドさんの元へ行った悪亜だったが屋敷の扉が開いていることに気づいた
悪亜side
あれ…?開けっぱにしったけな?
いや…それよりもメイドさんはどこにいるんだろう…
「メイドしゃーん…」
一応呼んでみる
まぁ返事は返ってこないと思うけど…
「はいなんでしょうか?」
早っ!?
「あ…メイドさん…仕事中にごめんね」
「いえ…大丈夫です。ちょっとした用が終わりましたので。してなんでしょうか?」
ちょっとした用?なんだろ…まぁまた今度聞こう
「あー…えっとメイドさんってさ…私の過去を知ってたりする?シャロッテ達を私わからなくて…」
ド直球にメイドさんに聞いてみた
「・・・」
・・・あれぇ…?メイドさんが…目を見開いたまま黙っちゃったんだけど…?
「メイドさん?」ツンツン
メイドさんをつつきながら呼ぶ
「あ…え…?はいなんでしょうか?」
「え…っと…私の過去のことを…」
もう一度聞いてみる…
「あー…まぁ幼かったですし…仕方ないかと…それよりデスタ知りません?帰ってきません」
幼いから覚えてない…?のかな…メイドさんが嘘をつくはずがないし…
ちょっと目がすごくキョロキョロしてるけど…
「なるほどね…うん幼かったからなんだ…それとデスタはメイドさんがどっかいっといてって言ってたでしょ…」
メイドさん疲れてるのかな…激務だろうし…
「あー…そうでしたね…・・・悪亜様屋敷に入りましょう…風邪を引いてしまいs
ます。シャロッテ達と少し私は話があるので朱さん達といてくださいね(また…デスタ達は…)」
メイドさんはそう言うとそそくさと屋敷の中に入っていった
「なんか…うーん…?」
少し悩みつつも私も屋敷に入った
私の悩みなんか知らなーいと言いたげに猫さんはあくびをしていたのだった
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