第三十九話 リリスは楽しみたい

悪亜達がシャロッテ達と話してる時?にいなくなったと思われたリリスは地獄をフラフラしていた


リリスside



難しい本ばっか見てるとつまんないなぁ


もっとさぁーあのーあれだよあれ


漫画って奴?あれなら読める


内容わかるし頭がパンクしない。後楽しい


「屋敷はつまらないことしてるし面白いもの探そーっと」


やはり面白くないと気分が上がらない


面白いもの、多種族といる・新しい事を知る・美味しいものを食べる・


「やー…やっぱ楽しいことはし続けたいー」


そんな事を言いながら歩いているとボロッボロの店が目に止まった


きらびやかな店もあったが悪魔の性かどうもボロボロの方に興味が湧いてしまう


「とりあえず入ってみよー」


張り切って店のドアを開けたが…


ガシャーーーーーン!!


うん…壊れた…あっさりとドアが壊れた


「・・・入りやすくなったからよしとしよう!!」


まぁ気にしてないけど


ドアは破損したが無事に店に入れた




店に入れば…外見とは違い…


少しだけボロかった


奥には店主らしき人が一人といる。歳をまぁまぁとっているこじんまりとした内装だった


「おーい店主何売ってるー?」


私は聞いた


「あぁ?なぁんて?」


聞こえなかったらしい…


仕方ない…大きくいうか


私はメガホンを取り出した


なんで持ってるのかはわからないけど…まぁあった


「スウゥゥゥ…聞こえますかぁーーーーー!!何売ってるんですかーーーー!!」


大きく息を吸いメガホンを口に当て大声を出した

「うるっさいわっっっっっ!!」


店主は耳を抑えて怒鳴った


「そうですかーーーー!!それで何売ってるんですかーーーー!!」


聞こえたみたいだ。そして聞いた


「ぬぅぅ!?耳がぁ………そこに商品項目はあるからー」


「わかりましたーーーー!!」


三度私は店主に向かって言った


店主はフラフラしてた。ワーカワイソウダナー


そして店主から聞いた商品項目を見た


【商品項目】

・漫画

・甘い飴玉

・饅頭

・聖魔の記録

・日用品

・薙刀

・バナナの皮


ふーむ…地味に少ない…


いやでも…飴玉売ってるー!!とりあえずこれを買うのは確定で…


漫画もあるしこれも買っちゃおう


「んー…飴玉と…後漫画ください」


今度はメガホンなしで言った


「あー…うん…どうぞー」


店主は耳を抑えながら答えた


いい買い物ができて私は嬉しくルンルンで店を出た


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