第三十六話 冥界の壊滅…!!動き出すガナトロール

冥界が壊滅したのはすぐに地獄や???に知れ渡った


冥王の死。これは異常事態と言えるだろう…


デスタは魔神王ガナトロールは訪れ今後のことについて話し合った




デスタside


かつての上司の亡骸を背負い???のガナトロールの部屋に向かったデスタ


「ガナトロール様…冥王が…」


私は急いでガナトロールの元へ向かった


冥王が死んだことで冥界の治安は悪化するからだ


まぁ…それもいいかもしれないが…


「タナトスが!?死んだだと!?」


考えを巡らしているとガナトロールは激しく取り乱していた


「誰だ!?誰が殺した!!」


激しい怒りに囚われているな…


「天使です。不可侵を破っています」


冥界での出来事をざっくりと説明した


フェルトのことは伏せといていいな


余計ややこしくなる


「天使だと!?・・・再来か?魔界に…我らに平和は似合わぬと言いたいのか…」


ガナトロールは怒りと悲しみの間のような…なんとも言えない表情をしていた


「日に日に天界の力は増大するばかりだ…それに…あそこもだな…」


ガナトロールは真剣な顔になって呟いた


「ガナトロール様…天界はまさか…?」


天界…フェルトがいる世界…猛者が多く地獄・冥界との連合でやっと太刀打ちできるほどの相手


実力者が多すぎる…


「うむ…平和にいたかったが…仕方あるまい…タナトスの仇だ!!天界を…潰す…!!」


ガナトロールは決心したかのように宣言した


「わかりました…」


私も少々天界に言いたいことがあるからね…


「我が…魔界七将も各自で動いてもらおう…」

・・・いや…今のままでは…恐らく…


「ガナトロール様…一度お持ちいただいても?」


「なぜだ?仇討ちだ…平和を壊されて…たまるか…やっと手にしたんだぞ!!」


「今のままでは…天界には届きません…戦争となれば…平和が…」


平和は壊されてはいけない…もし戦うにしろ…戦力が…雷魔とか…魔界七将じゃ…


「わかった…シャガが地獄に行ってるのは知っておるな?」


少し納得したみたいだ


「えぇ…メイドから聞いております」


「なら奴から様々なことを地獄の住人や悪亜に学ばせよ!!戦はそれからだ」


なるほど…


「わかりました」


私は返事をしガナトロールの部屋を後にした…


「・・・転移覚えたら楽なんだけどね…」


そ呟き魔界を後にした

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