第三十話 メイドさんとお話ターイム!!
デスタがメイドさんに押し出された後のこと
悪亜side
私は自室の椅子にメイドさんを座らせた
「それでメイドさんお話って何?デスタには聞かせれないこと?」
気になったことを聞きつつ、私は楽しんでいた。久々にこうゆっくりとお話ができるからね。
「えぇ…デスタには聞かせれないですね。お話というのは…悪亜様は私とデスタ以外で記憶にある、もしくは覚えている臣下っていますか?」
デスタとメイドさん以外の臣下…?行方不明ってメイドさん言ってたじゃん…
え…でも…わからない…そもそも…私って何者…?屋敷の主人だけど…いつから?
「あんまり…ないかも…それにメイドさん行方不明って…」
私には記憶にモヤがかかったいるように鮮明には思い出せなかった
思い出そうにもまるで霧が濃くなるかのようだった
「行方不明…・・・確かに行方は不明でした。最近までは…」
最近までは…?
「デスタが調べたところ…彼らは…魔界にいます。」
魔界…?
「そして彼らは今…こちらへ向かっています。親愛なる主人…悪亜様の元へ」
彼ら…?どうしようメイドさんが言っていることに頭の整理がつかない
私は…彼らのことは覚えていない…メイドさんがいう臣下…
そして魔界…夢で聞いたことのある程度
「魔界…夢で聞いた場所…」
整理するための呟いていた
「!?…悪亜様?大丈夫でしょうか?」
メイドさんが心配そうにしていることに気づかず考えていた私だった
考えを整理し、顔を上げた時には月が綺麗に輝いていたのだった…
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