第二十一話 ???へ
デスタside
急に大きな音がした。
そして明かりがほぼない見慣れた場所にいた
「なるほど…お呼び出しか…あとで行くと行ったんだが…」
そんなことをぶつぶつ言いいながら歩き慣れた城内を歩いた
「・・・」
にしても嫌に静かだ
本来ここは多くの魔物がいるはずだが…
歩いても歩いても先が見えなお
「うん…わかっちゃいたけど広いんだよねココ」
そして歩き続けやっと大きな扉の前に来た
「失礼します」ギィー
そう言って重く閉ざされた扉を開けた
扉を開け中に入ってみると魔物が六名した
いや正確にはあの方と五名の魔物だ
「おぉ…
玉座に座っているあの方が話しかけた
「えぇ…来ましたよ…電話の件は本当なんですか…」
私は気になっていたことをあの方に聞いた
「あぁ…深刻な状況だ…また起きるかもしれん…その証拠に冥府と地獄の門
番が何者かにやられている…」
あの方はそう言った
「・・・なるほど…通りで…」
私は思い当たる節があった
「なんだ?何か知っているのか?」
あの方は聞いた。それどころか五名の魔物も私の発言に驚いていた
「えぇ…地獄にちらほらと人間がいます。先ほど電話をもらった後に人間と交戦しかして…」
私はそう言っていると途中であの方が話を遮った
「なんだと!?人間と交戦!?・・・なるほど…門番がやられたせいで…。してなぜ人間と交戦した?お前は血の気も多くないだろう?」
あの方は納得しつつも新たな疑問を私にぶつけた
「えぇ…実は…」
私はここで何があったかを話した彼の方やに書くにいた五名の魔物は驚き、
そして各々考え始めた
「なるほど…聖魔の記録を求める人間か…700年も前のことなんだが…」
あの方が最初に口を開いた
そう思うのもわかる。なぜ人間が聖魔の記録を求めるのか…
「まぁ…私はその人間を監視しつつあの約束を守ります」
私はそう言って重い扉の前に行こうとした
「待て…デスタ。ここからどうやって戻る?魔界はそう易々と地獄と冥界には戻れんぞ?送ってやろうか?」
魔女が口を開いた
「…えぇ…お願いします。呼ぶ時の爆音どうにかしてほしいけど…」
私はそう言って魔女に転移の魔法をかけてもらった
その瞬間、頭に大きな衝撃が走った
「・・・いやおかしい…」
そう呟きながらも悪亜様の屋敷のリビングにいたのであった
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