第十三話 死神は大変

デスタside


さて…ぼちぼち仕事に戻るか


饅頭屋を後にし地獄を歩いていると不意に


プルルル…電話がかかってきた


「はい。デスタです。はい…はい……っ!?」


電話をしているとから驚きの事実を聞かされることになった


「そうですか…ただこちらも今仕事中なので…はいあの件は…後ほど伺います。」


しかし今はこちらも手が離せない。


「わかりました。はい後ほど」


そういって私は電話を切った。


「これは…厄介なことになった。今やっているのはさっさと終わらせてさっきのを…」


そういいかけた時…背後からただならぬ気配を感じた


(!?)


内心すごく焦った…今すぐにでも振り返りたいが…ここは大通り

「・・・んー…さてと…行きますか…」


そう言って歩き出す。路地裏に行くためだ


もし背後にいる奴が敵意があり襲うとしたら大通りではない方がこちらとしてもありがたいからだ


そう考え、路地裏に入り立ち止まりながら言った


「後ろにいるのはわかっていますよ。ここは路地裏ですし姿を現したらどうですか?」


背後を見ずに言うとガサッという音がたった


「へぇ…さすが死神…気づいてたか」


声の方に顔を向けるとフードを被った人間がいた

「人間…地獄に人間がいるのは珍しいね…」


一瞬驚いたがすぐに平静を保った


「なに…そんなに驚かなくてもいい少しがあるだけだ」


そういって近づいてきたのだった

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