第十一話 さぁ行くよ
リリスside
「朱様ただいま戻りました」
私は朱達がいる場所へ戻ってきた
「おかえりリリス。早かったのね」
朱はこちらにチラリと顔を向けるとまたルキアと共に水晶を見ていた
「有益な情報をつかみました。あの書庫はデスタという死神が管理しているみたいです。さらにその主人が悪亜という今見ている少女の名前です」
私は知ったことを全て話した。
すると朱が勢いよくこっちを見た
「そうなの?それは確かなの?」
朱は食い気味に聞いてきた
「はい。確かかと思います。死神は少し警戒していましたが…」
私は答えた。
「そう…なら…その死神をターゲットにしましょうか…私がやるわ。ルキア・リリスは悪亜って子の聞き込みをしてできれば建物に入って書庫に行ってちょうだい」
そう指示を飛ばしながら朱は準備をしていた
私達は頷いた
「ルキア一緒に行きましょう」
「えぇ」
そうして私とルキアはさっきまでいた場所から離れた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます