第84話 魔物の正体 レン・キリ
神様弁天引きいるレン、キリは森の中。僕は脳内で”弁天僕らは着いよ。”連絡した。
歩きながらレンが「弁天、魔物ってそんなに強いのか?」
「正直わからない。」「弁天は神様なんだろう。神様はなんでもお見通し
じゃないのか?」
「まあ、普通はそうだけどね。」
キリが「弁天、魔物は私達でも戦って倒せそう?」
少し意地悪に弁天は「逆に質問。キリはどう思う?」
「たぶん、大丈夫だと思う。3人いるし。協力すれば何とか。それにここで消滅したら・・・」小さい声で「トダに二度と会えなくなるし・・・会いたい。」
レンが「キリ、心の声が聞こえてるぞ。」キリが赤くなる。
「いいと思うぞ。何かのためとか、キリの場合はトダに会いたいが活力、理由で戦っても、それで自分が消滅したくないと思えば魔物にだって勝つと思うぜ。」
弁天がレンの背中をバーン。「レン、いいこと言うね。その通り。理由はなんでもいい。相手が魔物でもなんでも立ち向かうための理由は。」
「弁天、褒めてくれるのは、うれしいがもう少しやさしく褒めてくれよ。背中はがいたいよ。」「悪い。レン。」「ところでキリ、お前がトダを好きなのには、驚いた。お前は女子にも人気があるし、まあ男子にもだが、俺はサラ一筋だけどさ、キリが誰かのことを好きになるなんて、しかも自分の口から言うなんて想像もできなかったから正直驚いている。プライドの高い女子だと思ってた。」
キリが「そう?プライドなんて高くない。私は普通よ。ただ、周りがそう思っているだけ。でも正直”そのキリのイメージ”を壊さないように努力してきたつもりよ。」
レンが「努力するのはいいが、努力はいけない。あれ?なんて言っていいか、わからないが。自然体がいいんじゃないか。考えを言葉にするのは難しい!」
弁天が「そうね。考え、思いを言葉に正確にするのは難しい。言葉が足りなく誤解を生むこともある。それに言葉でだますこともできる。もちろん、ハッピーにすることもできる。言葉は、特にこの人間界においては大切で難しいものよ。」
レンが「弁天、なんか弁天が神様ぽく見えた。」
キリも「私も、光って見えた。」レンが真顔で「神々しい。ところで弁天、お前はタクヤと賀茂のどっちが好きなんだ?神様は嘘はつかないんだよな。」
「そうよ。正直わからない。」「そっか。」
目の前に大きな熊が、レンとキリ連携で実態が無いまま大きく背負い投げ。勝利。
倒した熊の後ろに塔の扉が見えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます