第55話 神様戦争のはじまりはトダ
トダ?「僕が原因?でも僕は50億年前にこの世界には存在しないよ。
僕の記憶は天上界の神様学校の学生。その前は...?」
初代サカキが「トダ君、君は何も知らないんだね。じゃ僕が話しますね。」
今のサカキと違い初代サカキは丁寧だ。
「この世界はできたばかりです。はじまりの神が造ったばかりです。はじめに金色髪と銀色髪の神様を造られました。金色髪は派手好きで怠け者です。どちらかと言えば現在の人間に近い。一方、銀色髪は地味で目立つ仕事はしないが”神がかり”が使える。この世界を造ったはじめの神様は神様、人間、大きい動物、小さき動物にも公平に生きていけるように知恵を授けた。金色髪は口がうまく自分より弱き者を都合よく使った。弱気心の人間は金色髪に従った。一方、地味な銀色髪は弱気者の手助けをして縁の下の力持ちになった。時が過ぎそれぞれの種族の数が増えすぎた。考えた、はじめの神様は良い行いをした神様だけ天上界へ連れてい行くことにした。
このことは、生命体すべてに伝えられた。そして、銀色髪の一族だけがその行いをまっとうした。そしてはじめの神様と天上界へ引越し。」
サラが「どうして動物は連れていかなかったの?」
初代サカキは「いいえ、つれていきましたよ。龍にユニコーン、人魚は天上界につれていきました。」
サラが「そうか、だから、地上でも龍、ユニコーンも人魚も認知されてるのね。でも今は地上に存在しない。そういうことね。はじまめから形が無いと存在していないと現在の私達も知らないものね。」
「そうですね。それが50億年後の現在にも伝わっているってことですね。」
弁天が「初代サカキさん、あなたは銀色髪なのになぜこの地上にいるの?それには理由があります。もちろん僕も天上界に行きたかった、ですが僕にはこの地上での役目がありました。人間の見守りと、動物たちの世話。それに金色髪の神様がヤカラになり人間、動物を苦しめることから守るためです。それに僕らは人間のそばにいて見守りたかったのです。残らざるして残った感じです。」
弁天が感心している。
氷川も「僕は歴史の勉強で天上界の神様戦争のことを勉強しました。が今聞いて、もっと奥深い理由と地上に残った銀色髪の神様を改めて尊敬します。」
「そうかい、50億年後の未来に僕らの行動を認めてくれる君たちと会えてうれしいよ。そしてトダ君、君のはじまりの話をします。」
「僕の?」
「はじめの神様トダ君。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます