第26話解離性障害を患って思ったこと

 私は前までは不安神経症という病気を患っていた。

 先行きが見通せないことへの不安や社会的な不安などを感じると、気分が沈んでしまい、やる気が起きなくなってしまっていた。

 仕事へ行っても、「またミスをするのではないか。」とか「失敗して叱られるのではないか。」とか思ってしまい、不安に陥る毎日を過ごしていた。


 今は、不安神経症から解離性障害に自分の病気は変わったが、ふとしたことを忘れてしまったり、思い出せなかったりすることが多々ある。

 例えば、昨日あった出来事が思い出せない。

 その時は一生懸命何かをしていたのだけれど、今になると何をやっていたか覚えていなかったりする。


 その時の記憶が断片的に消えている時もあり、不自由な思いをしている。

 しかし解離性障害になって、そのことを少しでも多くの方に知ってもらえたら、自分のこともわかってもらえる気がする。

 そんな毎日を過ごして、生きている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る