第6話不安神経症
解離性障害を起こす前は不安神経症に悩まされていた私は人前で出ることが苦手で、特に集団がいるところに行くことが不安になったり、嫌だったりした。
そのころは、人見知りもしていたし、はっきり言って、他人のことがあまり好きではなかった。
視線を合わせることができず、下を向いていた時期もあった。
今では、少しましになってきたのか、多少は人と話すことができるようになったが、決して話し方がうまくなったわけではない。
早口になったり、舌を噛んで痛い思いをしたことも何度もある。
まともに人と会話をすることが難しい。
目線を合わすと「この人何考えているのかな。」と思ってしまい、うまく会話ができなかったりする。
そんな悩みがずっと続き、今は精神障害にまで発展してしまった。
うまく話せないジレンマで、相手に当たってしまったり、物に当たってしまったりした。
壁を殴って、穴をあけたこともあった。
ふと嫌なことを思い出すと、泣きそうになったり、イライラしたりすることもある。
これも不安神経症がそうさせるのかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます