第5話社会不安障害

 高校生の時にとある心療内科へ行って、医師から「あなたは社会不安障害です。」と診断された。

 要するに、社会にうまく適応できず、対人関係などがうまくいかない障害ってこおとだとその時は、認識していた。

 実際人と顔を合わして、喋ることも会話することもできなかったわけだから、当たっているなって。


 対人関係がうまくいかないと、ぎくしゃくして何もうまくことが進まない。

 そういうタイプの人間で、本当に人が怖くて、避けてずっと生きてきた部分はある。

 社会に不適応だと、「自分はこの世界に必要ないのではないかな。」と思い込んで、余計に憂鬱になって、気分が閉塞的になった時期があり、それに何年か苦しみ続けた。

 高校生の時に同級生から散々言葉のいじめを受けて、ついに休学してしまったわけで、きっと自分が相手に危害を知らない間に加えてしまっているのではと思い込んでいた。


 実際は悪意なんてないのに、罪悪感と嫌悪感ばかり強くなって、自己嫌悪に陥ることもあった。

 今でも、社会不安障害ではないけれど、解離性障害を罹患しているので、たまに気分が暴発するときがある。


 解離性障害になった話はまた今度。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る