🔸既刊がない

　3月初旬に新刊『黄泉街』が到着し、現物を確認しました。懸念していたカバーや口絵もちゃんと印刷されていました。発色も綺麗！

　（校正さんのせいではない）入稿ミスもちょっとはありましたが、本文はちゃんと読めるのでOKです。

　なんか章によって行間の幅が違うんだよね。本の前半は広くて後半は狭くなってる。やはり、Wordとは和解できませんでした……。

　しかしここで問題が。

　なんと、既刊の在庫が行方不明になりました。

　というのも、新生活への準備として2月初旬に引越しを行ったものの、その後2月中旬に関西旅行、3月初旬に九州旅行へ向かい、なかなか荷解きができていなかったのです。やっと落ち着いた後に荷物を確認したところ、既刊20冊程度（れもねと犬謎）＋ノベルティ＋名刺の入った小さな段ボールがどこにも見当たらない。同居人が移動させたのでなければ、引越し業者に紛失された可能性ががが……。

フォロワー「物流でバイトしてたことあるけど、小さい荷物がどこかにまぎれるのは大いにありそうだと思う」

フォロワー「私も通販で出荷した本が一冊どこかへ消えてしまったことがある」

　というわけで段ボール紛失は珍しい話ではないらしいので、皆さんもお気をつけて。

　まあ今回は既刊がなくても新刊があるから、頒布物なしという辞退は避けられる。普通逆だろ。

　元々既刊（れもねと犬謎）の再販はしない予定だったので、この世で数部しか存在しない同人誌になりますね。どちらもネットで全文公開してるから、紙の現物欲しい人がそこまで多くなさそうなのは救いです。

　そんなこんなで前日に無配コピー本を製本しました。文フリ福岡は無配を3部しか刷ってなくて秒でなくなったので、反省して7部に増刷しております。新刊搬入部数も前回の3倍なので、品切れになることなく閉場までいられるでしょう。これでもうエアサークルとは言わせない！

　夜の9時頃に現地入りし、ホテルへ到着。ブレイバーン1話を見返しながら、『応急手当』と称してごめんね素肌というパックマスクを使いました。フォロワーと会えるの楽しみだなあ！

🔸当日編

　前泊したあと、開場とほぼ同時に西日本総合展示場へ到着しました。頒布物が少ないため設営が秒で終了し、開場まで1時間の間はウマ娘で遊んでいました。

　今回のお隣さんは、各地の同人イベントに出展して根強いファンを抱えておられる短編小説サークル『へにゃらぽっちぽー』さん、太鼓の達人やホロライブに楽曲提供をしている同人音楽サークル『コトノハルカナ』さんです。

　プロ作家といいベテランサークルといい、どうしてつよつよサークルさんの隣にばかり配置されるんだろう？　まっ、その分心強さはありますが😉

　さて開場。筆者の頒布物は「ニッチジャンルの続きもの一巻」、しかも今回は漫画中心イベントであるコミティアに小説持ち込んでいるのでどれだけはけるか怖かったです。案の定、前回の文フリと比べるとあまり勢いはありませんでした。

　けれど、今回はフォロワーが一般参加することが事前にわかっていたので、ミサワ顔で腕組みすることができましたね。開場後いの一番に迷いなく買いに来て下さった人々がいたり、お知り合いのフォロワーさんが来て下さったり、お姉さんが「既刊の犬謎も買いました、今回もサンプル読んでとっても楽しみにしてました✨」と差し入れを下さったり……。幸せな出来事でした。

　あと、やっぱ常連（フォロワーとか）以外だとほぼ男性がお迎えしてくれますね。筆者のTwitterフォロワーはほぼ女性のはずなので、男性陣はどこからこんなニッチなキワモノを見つけてくれてるんでしょうね。

　というわけで、九州コミティアは無事終了しました！　みなさんありがとうございました😊（2024.3/10）