九ティア準備編③校正してもらおう
2月に入りました。
2024年5月に東京で行われるCOMITIA148に申し込みを行いました。こちら、抽選に受かっていたらTwitterフォロワーの高坂さんと隣接参加予定です。抽選漏れしても一般参加してフォロワーに会いに行きます! よろしくお願いいたします✨
🔶改稿をしよう
しかし目下のメインは九ティア8原稿。
まずは印刷所さんに仮申し込みを行います。表紙はアートポスト180kg、本文はライト書籍用紙クリーム50kg。更にオプションとして、PP加工付きコート紙カバー110kg、巻頭口絵2枚(4ページ)を追加です。
2月の初めに爆速で決定稿プロットを作り、最終改稿。フォロワーさんにご依頼した校正校閲が戻されてからはまた修正です。
改稿中はプロフェッショナル宮崎駿の心境そのまんまです。
「面倒くせえぞ 何が面倒くさいって究極に面倒くさいよね 世の中の大事なことってたいてい面倒くさいんだよ 『面倒くさかったらやめれば?』『うるせぇな』ってそういうことになる 面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ」
よく原稿を人目に晒して改稿のアドバイスを貰うのですが、的確な指摘であればあるほど「大人の癖にチェック能力ざぁこざぁこ❤️ 誤字だらけ❤️ 話の辻褄あってない❤️ 設定破綻❤️」と脳内のメスガキが煽ってきます。こればっかりは何度経験しても慣れないし恥ずかしい。
けれど、破綻が残ったままの作品をWEBに上げたり同人誌にしたりしてフォロワー全員に見せつける恥に比べれば、改稿段階で指摘を貰って恥ずかしくなるほうがまだマシです。上質な物語をお届けしたいところです。
🔶組版をしよう
続いて組版。今回は有志配布のテンプレを利用し、游明朝で組みなおし、Wordの謎挙動に発狂しそうになりながら組版を行いました。
組版の発狂要素一覧
・ページ数がずれる:「ページ番号の書式設定」で開始番号を設定し直した
・ルビが見切れる:ルビを設定したのち「Alt+F9」でフィールドコードを表示→「hps」のあとの数字が「ルビの大きさ」で、「up」のあとの数字が「ルビと文字の間隔」。ここの数字を変更し、もう一度[Alt]+[F9]を押してフィールドを閉じる。
一括で変更したい場合、置換機能を利用する。hps9からhps6へ置き換えるなら、「検索する文字列」に「hps9」、「置換後の文字列」に「hps6」と入力→「オプション」→「あいまい検索」のチェックを外す⇒「すべて置換」をクリック。
今回の原稿ではup7をup5に変更した。
・変な場所で改ページされる:本文を全選択してから、「文章両端揃え」して「書式→段落→改ページと改行→段落前で改ページする をオフにする」。ちなみに句読点のぶら下げも同じ処理が必要
🔶カバー作成をしよう
校正待ち中にカバー画像を作成し始めたものの、カバー作成難しすぎぃ!
今まで2冊本を出してきたけど、表紙デザイン・カバーはまるっとおまかせ外注したし組版は有志配布のテンプレに流し込んだだけだし、作業してなかったんだな……としみじみ噛み締めました。
ここで「縮小禁止のisdnバーコードがデカすぎて、縮小しないと背表紙一面バーコードになってしまう」という問題が発生。
その原因は「①私がCanvaでクソミニデータを扱っていた」「②カバーテンプレは350dpiなのにバーコード画像のデータは600dpiだった」というものでした。
理由①。某印刷所のカバー用テンプレpsdをpngで書き出ししてCanvaで編集していたんですが、その過程のどこかで勝手に縮小されて2048*1024PXのクソミニデータになっていました。これをピクセル→mm変換したら148.6mm×74.3mm。印刷所の計算機によれば正しい表紙サイズは229mmなので、ち、小さい……
理由②。キャンバスサイズが小さいと分かった後、PSDテンプレ(背幅13mm仕様)(5787*2894pixel・42*21cm)をメディバンで開きます。カバーの大きさ自体はあってるのに、バーコードが大きい。isdn画像作成依頼の時に600dpiの方選んだからクソデカデータになっていたようです。
そして2/27、なんとか表紙・カバー・口絵・本文の全てを入稿できました。
タイムラインで助けていただいたフォロワーの皆さんありがとうございました。もう同人誌作成はこりごりだー(アイリスアウト)
🔔「チャイム」
今回校正を担当してくださった児玉さんのご創作です。
学園ローファンタジージュブナイル。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885131528
⚡️「ディストーション」
Twitterフォロワー高坂さんのご創作です。
物理で殴るSFファンタジーラノベ!
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