ひよっこ執筆記録🐣

文フリ福岡9当日編

　今回は、同人イベント・文学フリマ福岡の出店者レポです♪

　光の速度で撤収したことはあるかい。

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　かねてより参加したかった文学フリマ福岡9に参加しました。

　今回の新刊は個人創作としては1冊めの本です。印刷所はコミックモールさん。表紙はアートポスト180kg、本文はライト書籍用紙クリーム50kg、カバーはPP加工付きコート紙110kgです。

　「コミックモールさん繁忙期は結構早く締め切っちゃうので、入稿の1ヶ月前位に仮受付できるようになったらやっといた方がいい」という耳より情報を教えてもらいました。 そのため8月に改稿を行い、9月初めに絵師さんにカバーデザインご依頼＆印刷所仮受付。9月末にカバーを納品して頂き、10月頭に入稿しました。

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　特に不備もなく、イベント直前の10/19に新刊が到着。

　第一印象「薄っ！」って声が出たほど、紙薄くて手触りさらさら！　文字フォント細かったかもなぁ…？

　今回はカバー付き文庫にしましたが、カバーつけると「文庫です！」感があっていいなぁ。若干赤み強い印刷でしたが、赤メインのデザインにしたので、青み強いよりかはありがたいですね。ちなみにカバー予備が10枚ついてました。太っ腹すぎんよ。

　筆者の大事な自創作である2作目……それもこうやって文庫本になったら、感慨深さで胸がしめつけられそうですね。

　ついでに今回印刷所のご厚意で名刺を無料印刷してもらったのですが、枚数指定してなかったから100枚届いちゃいました。さばけないよ！（ありがとうございます）

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　さて前日の21日に博多入りし、Twitterフォロワーの高坂さんと遊んでいただきました。

　まずはThe flavor designさんでイメージ香水づくり。筆者は自創作のヒロインのイメージで、高坂さんは自サイトのイメージでそれぞれ作成しました。

　その後は福岡タワーで百道浜と室見川の景観を楽しみ、カラオケで創作イメージソングを歌い、カフェでご飯を食べて解散しました。

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　翌日。「無名の初参加サークルだしどうせ売れないだろう」と覚悟の上で新刊、無配コピー本、名刺100枚（バグ？）を持ち込みました。

　10時きっかりに出店者入場。前日にゲネプロを行って手順確認していたおかげで設営はすぐ終わり、見本誌を提出することができました。ポケモンスリープのきのみ集めで時間を潰します。

　11時に開場してから数十分は無風の時間が続き（ここに来た意味はあったんだろうか？）とプレッシャーによる腹痛に苛まれました。

　しかし11時半すぎに若い男性が迷いのない足取りでブースにやってきて、「1部ください！」と言っていただけました。さらに、「WEB版から毎日更新を楽しみに追っていました。本も買います！」とお迎えしてくださった読者さんも。本当に嬉しいですね！

　その後立て続けに本がお迎えされていき、「意外と売れるもんですね⁉︎ 持ち込み数絞りすぎたかもしれん」という気持ちになってきます。

　案の定、開場1時間であっさり持ち込み分が完売。新刊も無配も真面目に刷ったというのに部数を読み間違え、頒布物（存在意義ともいう）がないエアサークル状態になってしまいました。

　同日開催の関西コミティアに参加していたTwitterフォロワーから「絶対そうなると思いました」と突っ込みを入れられる始末。動きを、読まれている……

　12時すぎに撤収準備をしていたら、隣のサークル主さんに声をかけられました。第19回MF文庫審査員特別賞&第16回講談社ラノベ文庫新人賞佳作ダブル受賞の夜方宵先生です。

　ミステリジャンルは我々2サークルのみ＆文フリ初参加同士だったことから色々と雑談しました。

夜方さん「たんもしとか出してるMF文庫で受賞したんです！　定上さんはラノベ結構読まれますか？　公募とかにも応募されてるんですか？」

筆者「公募は今年始めたばかりですが、評価シート集めが好きでOVLに送ってます！」

夜方さん「ああOVL！公募頑張ってくださいね😊✨」とのお言葉をいただきました。

　筆者も夜方先生の新刊短編集を1部お迎え。「定上さんの新刊気になってたんですけど完売しちゃって💦　また機会があればお迎えさせてください😊」といわれました。申し訳無し。

　というわけで、夜方宵先生はとても気さくなお兄さんでした。ありがとうございました！

　しかしイベントって本当に顔も知らない人にお嫁に行くんですね……「もしかしたら誰も来ないかもしれないし1部も出ないかもしれない」と思ってたから、不思議な気持ちです。

　遡れば2017年から温め始め、22年冬から執筆し、23年春に一先ず完成させ、23年夏には添削でぼろくそに言われてプロット破り捨てたいくらい情けなくなりながら改稿した作品。秋からWEB連載を始め、無事に本になってお迎えしてもらえた。やってよかった……と胸があつくなりました。

　今回は小部数搬入だったために光の速さで完売撤収しましたが、次回は「これは自信を持って頒布できる！」という作品を適切部数用意し、まったりとイベントを楽しみたいですね。

　皆さんもどこかのイベントで隣になったら、その時はよろしくお願いします😊

（2023.10/22）

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⚡️「ディストーション」

今回お世話になった高坂さんのご創作です。

物理で殴るSFファンタジーラノベ！

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888945673

🐕🔪「犬も歩けば謎に当たる」

１作目改稿＆文フリ福岡９で頒布した作品です。

犬系主人公×物騒ヒロインのサドマゾ倒錯青春サスペンスです♪

https://kakuyomu.jp/works/16817330662910901751