2作目改稿
8月に1作目の改稿を終えて、9月からWEB連載を始めたはいいものの、筆者は今後の方針に迷っていました。
結果待ちの公募もなく、公募用に向けて執筆中の作品もなく、1作目改稿はほぼ終わったし。
選択肢は「ラノベ新作(Vtuberラブコメ)を書く」「エンタメ新作(福岡を舞台にしたBL)を書く」「2作目改稿」といったところ。
お盆の帰省中に、いつも下読みしてくれる友人達に新作のプロットを見せてみました。
まずはVtuberラブコメのプロットを見せたところ、「ラノベを沢山読んでいたころの懐かしい気持ちになった」 「主ヒロの恋路を邪魔するサブヒロインは好きになれない。メインヒロイン『と』サブヒロインが仲良くしている描写を増やしてほしい」と言ってもらいました。ラノベでは『俺くんを巡って争う女の子達』が人気あるイメージなので、後者の感想は女子らしいなって感じです。
その後福岡BLのプロットを見せたところ、そちらは読み終わってすぐ「面白い!」「最初から最後まで狂ってる。どこがとかじゃない」との反応。どっちが面白かったか聞いたら福岡BLと言われました。
ターゲット層の問題もあるかもしれないけれど、「面白い!」という反応を引き出せなかったVtuberラブコメものは一旦保留に。
結局、公募の締切やそれぞれの作品へのモチベーションを鑑みて2作目を改稿することにしました。
この2作目は筆者が中学生の時に考えた世界観で、原点と言ってもいい作品。なのでぜひ「面白い!」って思ってもらえるような完成度高い極上の作品にしたくて何度も改稿を重ねているのです。
1作目添削&2作目評価シートの内容をあわせて考えてみると、弱点は構成・文章力(説明セリフが多い)・キャラの弱さ。ストーリーラインと世界観設定はあまり指摘されなかったんで、ここはまともにできてるっぽい(ここを考えるレベルにはないともいう)。
現状改善優先度は構成=文章>キャラ>ストーリーラインと世界観でしょうか。技術的基礎ができてないじゃん! 素材を考えるのは誰でもできるんで、それを上手く料理する腕が問われてるんですよね。
とりあえず、構成面の問題(話の展開や伏線が不自然で飛躍しすぎている)を直すためにプロットから再構成。序盤を整理して分かりやすくする、中盤の密度を上げることを心がけました。
軽い修正の後、中旬に添削サービスに投下し、文章や構成を中心に意見を募りました。「1作目より良い出来だとは思うけど、じゃあ公募の一次通過できるか?って言われると微妙な出来なので、添削いっぱいもらうだろうなー」と予想していました。
三人称一元の1作目を晒した時は視点ブレ・描写が変と添削をもらったんですが、 一人称の今作は『喋りが面白い、語りが好き、地の文のレベルが高い、読ませるものがある』とか褒めてもらいました。語り口に関しては商業作家さんを参考にしたのでそのこだわりが伝わったのかもしれない。嬉しいです。
勿論直すべきところは沢山ありますが、アドバイスの嵐だった前回と比べるとこんなに褒めてもらっていいのか?ってくらい褒められました。このお話は私が中学生の時からずっと書きたかった世界観なので、面白いって言ってもらえて本当に嬉しかったです。
もらった添削を見てると、ラノベってマジでエンタメなんだな〜と実感します。筆者は、読者からの承認やバズりを原動力にして書く外向的タイプではなく、自分のインスピレーションを表現したい内向的タイプなので、読者目線は意識的に取り入れないといけないと思いました。ほっとくと好きな事ばかりする。
9月末〆切の公募に応募予定だったものの、「これどこをどう直せばいいんだ……?」という状況になったので、改稿やるだけやって一旦寝かせることにしました。
2作目改稿作は、3作目と一緒に公募に出すことにしました。頑張ってこいよ!
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