【平成三十一年/令和元年(2019年)春】
【平成三十一年(2019年)四月上旬】
娘の小学校への入学式は、平成最後の月となった。どうして、令和は5月からなんだろう? 選挙が設定されていた影響はあったにしても。
まだ雪の残る北海道での入学式は、桜はないけれども華やかさには変わりはない。そしてなにより、美春がいればそこが輝く世界の中心である。
……姪っ子の風香のときには、ここまで叔父バカは炸裂してないかったように思える。雅也の際の兄バカもまた同様である。美冬も我が子にメロメロなようなので、親バカは強烈なのだろう。孫は……、いつか生まれたとしても、残念だが俺には抱き上げることはできない。正直なところ、実感はないが。
孫の誕生やそれに先立つだろう結婚はもちろん、小学校の卒業にすら立ち会うことはできない。最初からわかっていたことではあるが……。
ランドセルを背負ってはしゃぐ娘の姿は、余すところなくまぶたに焼き付けたが、同時に遺す映像づくりも進めている。
本当であれば、毎年の誕生日はもちろん、年に何度かずつメッセージを残したいのだが、あまり粘着するのもなんだから、小中高の卒業と、社会に出るときの応援メッセージくらいにしておくとしようか。
姿を消す父親のあるべき距離感というのは、どういったものなのだろうか。悩ましいところである。
◇◇◇
ノックして智樹の自室に入ってきたのは、夜食の盆を抱えた同い年の家族だった。
「美春やみんなへのメッセージよね。……もう近いの?」
「ああ、詳しい日にちは伝えていなかったか。今年の七月二十八日だ。……すまないな」
「ううん。智樹が一番、悔しいんだもんね。……でも、だいじょうぶ。出産と子育てを経験した私の身体は、だいぶ強くなっている。それに、これまであなたが関係を結んできた人たちが、この爛柯牧場を、天元財団も、そして故郷も、もちろん美春のことも、見守って育んでくれる」
「そうだな……」
「泣いてるの?」
「いや、心の汗だ」
「だから、涙なんじゃない」
美冬の口許に笑みがこぼれた。
「美春には、湿っぽくならないように伝えていきたいんだ」
「泣くのは娘の方だけってこと?」
「そういうわけじゃないが、できれば役に立つようなものをだな」
「別に、バカ話をすればいいと思うんだけどな」
「それはそうかもしれないが……」
「飾る必要はないのよ、本当に」
「考えてみるよ」
彼女が廊下に出ると、すすり泣きが聞こえてきたが、やがて小さくなり、また収録が始まった。
妙に明るい声を出している夫への苦笑を残して、美冬は去っていった。旅立つ夫に心配されないように、これからの時間を過ごしていかなくてはいけない。歩きながら、彼女の目からも心の汗が流れ出していた。
【平成三十一年(2019年)四月中旬】
今年も、爛柯牧場で幼駒が誕生している。来年以降も、この時期の慌ただしさは続いていくのだろう。
昨春にディープインパクツを種付けした繁殖牝馬は、六頭揃って元気な仔を産んでくれた。四頭の牝馬は、有望三頭、そこそこ一頭で、牡馬はそこそこ二頭と出た。
爛柯牧場ではこのところ、奇数年に有望馬が出ていた。有望馬三頭は多いけれど、ディープインパクツを迎えたにしては、期待ほどではないというのは正直ある。他の種牡馬から有望馬以上が出なかったので、より強く感じてしまうのかもしれない。
ディープインパクツ産駒の有望馬を産んでくれたのは、ランカカナーリス、ルンルンオペレッタ、マジックミサイルの三頭である。
ランカカナーリスは、父がウルティマクリーク、母の父がマチカゼタンホイザとなる中堅繁殖牝馬である。自身はエスファによるそこそこ評価を得て、芝長距離でぼちぼちの成績を残し、繁殖入り後も堅実に走る産駒を送り出してくれていた。
ルンルンオペレッタは、メイユウオペラの娘で、新体制爛柯牧場の初期に活躍してくれた馬である。ルンルンナイトとランカリープを出していて、その両馬はダート馬だが、他の産駒には芝向きの仔もいた。
三頭目のマジックミサイルは、メグロマックイーンを父に持ち、ステゴ配合のために買い入れた小柄な繁殖牝馬だった。千佳子メソッドの象徴的な一頭で、安定した仔出しが特徴的であり、素直に父親の能力を引き出してくれたというところか。
牝馬でのそこそこに出たのは、同じくマックイーン牝馬のレディメイシアの産駒で、こちらもステマ配合での荒稼ぎ後に売ろうとしていたところを、千佳子さんの進言で残した馬となる。
ディープインパクツの種付け再開時期はいつ頃になるのだろう。それによっては、ランカシュヴァルツも含めて替わりの種牡馬を確保する必要があるものの、まあ、その調整に口を出すこともないか。
今年生まれたディープインパクツ産駒の牝馬たちが無事に戻ってきてくれたら、何をつけるべきだろう。
この馬たちのエスファ判定を済ませる前から、翌年に期待を込めてディープインパクツとの種付けを維持する予定だったのだが、どこか痛めてしまったらしく、種付け見合わせとの話が回ってきている。
今シーズン、爛柯牧場からは一頭のみが既に種付けをして、受胎が確認されていた。未出走のまま三歳で引退し、今年から繁殖入りしたランカパンドラである。
ランカフォルトゥナの全妹で、ランカヴェニスとランカナデシコの血を引き、マチカゼフクキタル、ソッカーボーイ、リアルフダイ、ウルトラクリークという初期の長距離配合の中心選手が血統表に勢揃いしているだけに、期待したところだが……、来年は有望馬があまり誕生していない偶数年となる。オカルトに捕らわれてはいけないが。
ディープインパクツの種付け再開時期はいつ頃になるのだろう。それによっては、替わりの種牡馬を確保する必要があるものの、まあ、その調整に口を出すこともないか。
今年生まれた牝馬たちが無事に戻ってきてくれたら、何をつけるべきだろう。
爛柯牧場出身馬のうち、キングオブクールは、母父がステディゴールドなので対象外だが……。ランカフォルトゥナか、ランカルクシオンといったあたりは期待できそうだ。あるいは、ランカヤタガラスか。そろそろ引退時期が見えてくるウルティマクリークやタンホイザーゲートの最後の一花に期待するのもありかもしれない。……そんな夢想もできるのも、幸せなこととして捉えるべきなのだろう。
【令和元年(2019年)五月】
先月までで平成が終わり、令和が始まった。俺に残された時間は八十日ほどとなる。
ランカユキタカが先月末の……、平成最後の日の三日前に開催された春の天皇賞で、天皇賞五代制覇を果たした。
このまま、ランカマサユキ、ランカユキムラと真田家の武将にちなんで名付けられる子と孫が六代、七代制覇を果たしてくれるかどうかは、美春も候補に含まれる、次の世代に託すことになる。
美春がなにを目指すのかはわからないが、好きなように生きてほしいと心から思う。生産牧場を継ぐかどうかも、心の赴くままに選択してほしい。結果として携わってくれたなら、それはそれでうれしいけれど。
夏にはミスリルチャーミーとシュタインズゲートのアメリカ遠征が決まり、いったん休養に入っているランカユキタカの豪州遠征の話も動いているようだ。豪州では長距離戦がわりと活発なので、爛柯牧場の産駒をそちらでデビューさせるのもありかもしれない。
既に身辺整理は始めていた。一般的な説明は、この夏に旅に出て当分留守にするから、いない状態で回るようにしてくれ、という内容としている。
より親しい人たちには、事情は話せないとしながら感謝を告げ、妻子に加えて、関わってきた組織の今後を見守ってくれるようにと頼んで回った。
なにかを察したような人もいれば、苦笑で応じてくる向きもあった。まあ、逆の立場なら、なにを水臭いことを言い出したんだと背中を叩くところかもしれない。
爛柯牧場の未来は……、どうなるだろう? 既に長距離路線は、出身馬がなかなかの活躍を見せている。小規模牧場には、同様に長距離路線を狙った馬作りをするところも出てきている。そして、譜代ファームは変わらず強い馬を掛け合わせる馬作りを続けており、いずれ爛柯系を含めた長距離馬の血も入っていくことだろう。そうなったときには、より長距離をこなす馬が多くなり、安穏な状況ではなくなっていきそうだ。
マイルから中距離も含めて、正面から戦っていくべきなのだろうか。あるいは、ダート向きの馬作りからパワー系統も絡めて、北米、欧州で活躍できる馬を作っていくのがよいのか。
血統保全についても、なにかの義務感から進めたわけではなく、長距離路線に対応した馬産のために、余裕がないなかでもリソースを割くしかなかった、という面が強い。無理に続ける必要はないだろう。
牧場の方向性については、若番頭というほどは若くなくなった隆……、西秋隆と、春待姓となったエスファ、それに樹理に任せて安心である。新たな陛下の即位に伴う連休中に三人を集めて、来年以降の馬産方針を決めるように告げたら、議論百出となった。
隆は今も、俺が説いて天元のじっちゃんが賛同した既存方針にこだわっていて、ディープインパクツの種付けを特例扱いとしているが、そもそもが崖っぷちでの生き残り策だったのだから、ゼロベースで見直してかまわないと告げたら、悔しそうに睨まれてしまった。
この人物の若き日の志を潰してしまったわけで、ついに自由にできる環境が整った状態なのだが……。まあ、考えは変わっていくものか。
「目標は、馬場を選ばずの世界最強馬ってことでいいのかしら」
「牧場の存続と地域の繁栄を実現していきながらなら、好きにしてもらっていいよ。……そこは、オールラウンダーがいいのかな? 地域ごとに分かれている馬場特性ごと、距離ごとの特化型最強馬を目指すのもありかも」
「夢は大きく持ちなさいよ。ドバイワールドカップと凱旋門賞とブリーダーズカップ、ジャパンカップの同一年制覇くらいはぶち上げればいいじゃない」
「そこは任せるよ。ただ……」
「ただ?」
「上田記念も加えてもらえると」
「あんたは、本当にそればっかりね」
エスファの心底から呆れたような表情は、まだ幼かったあの頃のまま変わっていない。
できれば、その偉業を成し遂げる馬の手綱を取るのは風香であってほしいが、それを言明して、いまさら天に召されたのではたまらない。それに、ヤマアラシ先輩や巧だっていい気もしてきているし。
「どんな未来が広がってるんだろうな。楽しみで仕方がない」
「智樹……。気付いてる? あんた、泣きそうな顔してるわよ」
エスファの指摘に、俺は首を傾げるしかない。
「そんなはずはない。本当に楽しみなんだ。牧場の未来も、それに美春の将来も」
頬を水滴が伝っていくのが感じられた。沈黙が場に流れたが、決して痛々しいだけのものではなかった。
まあ、この経緯も、彼らが俺の消滅を受け容れてくれるための布石にはなるだろう。
最後に上田競馬場を見ておきたい。それに、世話になった人へのあいさつと墓参を済ませたい。
そう考えた俺は、ゴールデンウィークに即位の礼がらみの休日もプラスされた、差し詰めプラチナウィークと呼ぶべき連休の後半に上田を訪れた。
今年は、例年群馬記念が開催される五月五日が日曜日で、中央競馬のNHKマイルカップと同日となる。その裏で北関東と上田の三場で連携した祭りをするのは、さすがに効率が悪すぎるとの判断から、五日は高崎だけナイター開催で、夕方に群馬記念を開催する形となっている。
代わりに、普段は土日に開催している上田競馬が三日の金曜、四日の土曜開催に変更して、三日をリレー日にする形を取っていた。
三場とも他場の販売を行いつつ、対抗戦として条件馬を選抜してのポイント制の勝負も行われていた。お祭りリレー開催恒例の騎馬部隊の行軍も披露されている。真田ももちろん勇壮なのだが、高崎の長野業正の軍勢と、そしてなにより宇都宮の足利尊氏、義輝の初代、十三代の室町将軍コンビに力が入っていた。
三つの騎馬軍団は、今では競馬場だけでなく様々な場面で活躍していて、模擬戦もだいぶ高度になってきている。触発されたのか、騎馬隊までは無理でもと、武者軍団を整備する地域が出始めていた。
三場リレー開催は盛り上がりつつ、上田競馬場に隣接している真田記念館でもイベントが展開され、単純な行楽モードに近い状態とも見えた。
連休期間中は、イベントを開催していない日でもそこそこの人出だそうなので、変われば変わるものである。
目玉のひとつは、上田競馬場の歴史の中でも存在感を放つおでんスタンドである。いや、スタンド部分は移築されたものの、座敷スペースが設置されていては、もはやおでんスタンドと呼ぶのは適さないか。給仕さんや調理見習いなども入っているが、女将さんが客をあしらう風景は変わらない。
「すごいお客さんだね」
「あら、坊や。いらっしゃい。……注文のおでんを渡したら、テレビと違うとか抜かしやがる連中もいるのよ。どうしてやろうかと思ったわ」
と、和服姿の女性給仕さんが聞き咎めて声をかけてきた。
「小説のイメージそのままだって言ってくるお客さんの方が多いじゃないですかあ。そのたびにわりとご満悦ですのに」
「これっ。余計なことをお言いでないよ」
じゃれるような叱責を投げつけられて、短髪の少女がきゃーっと口にしながら、盛られたおでんを持っていく。
このおでん屋を題材にした作品が、上田小説賞の特別賞を受賞し、長野ローカルながらドラマ化されたのだった。続く映画版がそこそこのヒットを収めたことから、都市圏のいわゆるU局でも放映されたらしい。
「いよいよ引退の日が遠のいたじゃないか。小説賞もあんたの仕掛けなんだろ?」
「いろはの扱いだけどね。でも、応募作のテーマには介入してないし」
「その作者は、ことねんとやらの大ファンらしいよ」
「なるほど」
かつての配信でことねんこと三浦琴音嬢……、いや、我が年長の義妹である時雨里琴音嬢がおいしそうに食べたおでんは一部で話題となっていた。その流れが、ヤスさんが創設した小説賞で増幅されたわけか。
「この店を任せられるような後継者候補はいないのかい?」
「そうさねえ。今じゃ小料理も出す調理人は、もうおでんも仕込めるし、接客面はあの娘に任せられるしねえ」
二人に向けられる女将さんの目線は柔らかだった。
真田記念館のなかなかに見応えのある展示をさらっと見学し、展望階から復元された大河バージョンの真田丸と、反対側の上田競馬場を望む。仮囲いが設置されているのは、スタンド改築工事がそろそろ始まるためだった。
長野パープルのソフトクリームを堪能していると、背後から声がかかった。
「見事な成果ですね」
「これは、椎野市長」
立ち上がろうとした俺を制して、隣に腰が下ろされた。
「これらはすべて、先代市長と椎野市長が築き上げたものです」
「我々は、追認しただけですよ。施設もなかなかですが、稼ぎ出してくれる金額は、貴重なものです」
「有効に活用していただいているようで、なによりです」
「それも、あなたの手のひらの上です。長野の玄関口として観光産業に注力するという方向性は、市役所からは出てこない発想です」
「そういうものでしょうか。……海外からの観光客は増えていますか」
「ええ、だいぶ活性化されて、もてなしの準備も整ってきました。……この流れは、永続するものでしょうか」
市長の口調が、やや真剣味を帯びた。
「さて……。海外で日本ブーム的なものがあるとしまして、それがどこまで続くのか。為替にもよるでしょうし、災害などで途絶えることもあるでしょう。一点勝負はどんな場合にも危険です」
「おや、一点買いの伝説を幾つか耳にしておりましたが」
「若気の至りです。今はなんでも分散です」
「上田が、いえ、長野が分散投資的な動きをするためには、どちらに向かうべきでしょうか」
「それは……」
かつて、上田と高崎、宇都宮の各競馬場の存続が危ぶまれていた時期に、観光振興策をぶち上げて話を逸らしたことはあったが、今となっては恥ずかしい思い出となる。綱渡りだったあの頃を想起したのか、市長も微笑を浮かべた。
「雑談ベースでかまいません」
「それでしたら、まあ。……既にある資源を使うのだとしたら、果物を中心とした農産物の高級化でしょうか」
「ある程度は進められていると思いますが……」
「海外で求められるくらいのブランド力を得たいところです」
「となると、中国ですか」
「そこも一点集中は危険でしょう。欧米に空輸で売れるようなものが望ましいです」
「シャインマスカットは、苗が流出してしまったと聞きます」
「品質管理もそうですが、長野の気候はアドバンテージになるかと。……あとは、すぐに思いつくのは、コンテンツ産業でしょうか」
「上田小説賞、マンガ賞ですか」
「はい。そのままでももちろんですが、映像化は海外展開も考えられます。おでん屋を題材にしたドラマは、国内ではそこそこの話題になったようですが。戦国物も、海外に受容されれば幅が広がります」
「……一点集中という観点からは、海外偏重はまずい、ということにはなりませんかな? 海外からの観光客誘致も重ねると、よりその傾向が強まるように思えます」
「高級フルーツもコンテンツも、国内需要を無視するわけではありません。むしろ、国内に通用するものでないと、海外には打って出れないでしょう。また、観光客誘致と輸出は、対象は同じでも切り分けて考えてよいかと。さらに言えば、観光客に商材を示して、継続的な需要を呼び起こすことも考えられます」
「なるほど。他の産業はいかがでしょうか」
市長が俺の瞳を覗き込んでくる。
「そこまでは……」
「いや、これは失礼しました。ちょっと調子に乗りました。……実は、市長職を辞任しようかと思っています」
「それはまた……、体調面ですか?」
「いえ、長野県知事選への出馬を考えています。……誰の影響か、少し視野が広がりましてね」
「県政はもちろん、国政でも期待させてもらいます」
「期待していただけるのなら……、スタッフに入ってもらえませんか。常勤でなくてもかまいません」
人生の残り期間を数える身には、過ぎた言葉である。けれど、応じることはできなかった。
「こちらも打ち明けますと、長い旅に出ることになりそうです」
「外国ですか?」
「いえ、もっと遠くに」
その言葉は、俺の口中で消えていった。
「残念です」
「競馬や産業振興についてでしたら、弟の雅也もお役に立てるかもしれません。政治まではわかりませんが」
「ええ、いずれ機会を見つけて話してみましょう」
見届けたい未来が増えていく。そうでないよりも、きっと幸せなことなのだろう。
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