同じく競馬の小説を書いているので、トップページに載っていたこの作品に興味が湧き、やってまいりました。
本当にのっけから、この先を読んでいないのでいきなり書くのは失礼かとも思いましたが、申し訳ありません、指摘させていただきます。
諏訪地域と上田は微妙に遠いのです。主人公の父が上田市役所に勤めているのであれば、真田氏本貫の地である真田町(現在は上田市と合併)か、少なくとも佐久盆地周辺にされた方が自然かと思われます。
それと、申し訳ありませんが上田市には地方競馬場が存在したことは一度もありません。
長野県内に過去存在した地方競馬場は殆ど太平洋戦争前までで、戦後もあったのは松本と飯田、上諏訪ですがこの3場も1960年までに廃止になっています。
このお話当時で諏訪地域から最も近い中央地方含めた競馬場はおそらく岐阜県の笠松競馬場か、中央競馬の東京競馬場です。
上田市からならば、群馬県の高崎競馬場になります。
突然長々とダメ出しのようになってしまい申し訳ありません。
作者様がお読みになって不快に感じられるようでしたら、返信で「不快である」と書いていただきましたら削除いたします。
作者からの返信
桁くとん様、コメントありがとうございます。ご指摘は大歓迎です。
土地勘のなさが現れてしまっておりますが、諏訪と佐久を取り違えておりました。
そした、諏訪はおそらく諏訪平とは言わないですよね。最初の辺りに出てきた諏訪平二箇所が、佐久平の誤字です。
地理的には、群馬から碓氷峠を越えて至った辺り、千曲川の流域となります。
たいへん失礼いたしました。修正しておきます。
もう一点の、上田には競馬場はなかったはず、というのもご指摘のとおりとなります。こちらは、架空の競馬場です。
場所はどこなの、と聞かれますと、川原のどこかということになりますが、戦後に洪水があったかどうかなど把握できておらず、その部分はファンタジーとさせていただけたら。
現代転生、近過去転生でありながら幾つかついている大きな嘘の一つが上田競馬場でして、こんな大規模な地方競馬場が上田にあるのはおかしいよ、というご指摘もあろうかと思います。
時代的に、作中で自由にできる地方競馬場を設定したくて、東京競馬場近くの小金井に競馬場を作ろうかとか、立川の飛行場あとかとか、考えたのですが、東京だとイージーモードすぎるというので断念、菅平高原に避暑地競馬場的に門別っぽく作ろうかとも考えたのですが、それを維持するだけの後ろ盾が思いつかずに断念、といった流れから、上田に落ち着いたのでした。
現実世界からすると架空なのですが、作中では現実に存在するので、主人公視点では存在するので、作中では架空だとの表現ができない、というところから、混乱を招いて申し訳ありません。
そして、競馬小説を書かれているとのこと。あまり見つけられずにいたので、近々覗きに行かせていただきますね。
前話から、なぜ寿命が前世の自分の死亡日までなのか、長くて三十数年しかないのか、よく読み取れなかった。
作者からの返信
if様、お読みいただき&コメントありがとうございます。
この件、同時並行連載している「小説家になろう」でも、疑問視される声をいただきました。
ちょっと記述がまずかったかな、と思いながらも、明確な事実誤認以外を書き直すのも、と迷いに落ちている状態であります。
そちらの、記述について書いたものを、転載する形で失礼します。
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ご指摘の件、明確に寿命についての言及はないものの、
「それもまた、充分に夢のような話なんだが。……まあ、風香が騎手として活躍する姿が見られるなら、それもいいな」
「いえ、未来には……、今日以降には今回の生まれ変わりは及ばないのです。あなたの誕生日時以降のどこかの時点を指定してください」
とのやりとりの中の、「今日以降には今回の生まれ変わりは及ばない」という言葉と、姪っ子が騎手として活躍する姿が見られる、との口に出した期待を否定されたことから、終わりのタイミングは前世で命を落とした瞬間だと捉えています。
また、「なるほどね。まあ、できるだけ長い方がいい。今の自分と同じ時に生まれる形で頼めるかな」という言葉を否定されなかったことからも、その考えが補強されています。
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どう解釈すべきかは、書き手としては言及を避けるべきかなと思います。拙さが出てしまって申し訳ありません。