第12話 姉と街でイチャイチャします!?
前回のまでのあらすじ
街へ出かけた僕と姉様。
歩いて数分もしないうちに姉様が可愛いぬいぐるみを買いたいとお願いされたが、僕はそれを拒否した。
「む〜、クルブのケチー。」
「姉様、流石に家に溢れかえるほどのぬいぐるみがあるので我慢してください。」
「分かったわ、今回はクルブの可愛さに免じて買わないから
よしよし、して?」
ぬいぐるみが買わない代わりにクルブに頭をよしよしして欲しいとねだるミルナ。それに対して、少し恥ずかしそうに頭を撫で始めるクルブであった。
僕の姉様はどうしてこんなにも可愛いだーーー!!
と心の中で叫ぶクルブであった。
その後少し歩いていると武器と防具を売っているお店を見つけた。
「姉様、僕ここに入りたいのですが、いいでしょうか?」
「いいわよ〜。お姉ちゃんも一緒に行くわ〜」
クルブは、ここの来たのは大きな理由があった。
それは、クルブは前のダンジョンでの件で反省する点があった。
防具が弱すぎるという件だ。
僕は初心者向けのダンジョンだったとは言え、まさかの事態に対策することがないと信じ切っていた。
これからダンジョンへ行く時はもっと強い防具と武器を手に入れた方が、いいと思う。
とのことでクルブはお店に入った。
「いらっしゃいませ!」
店員が出てきた。その店員はとても可愛らしかった。髪の毛は薄色のピンクで瞳は淡藤色の瞳をしている。スタイルは少し幼いが、アレナよりはいい。
こんなことを思っているとアレナに殺されそう、、、、。
と寒気がしたクルブであったがすぐに切り替えて
「こんにちわ、すみませんが、このお店で一番強い武器と防具はどれですか?」
「分かりました!少々お待ちください。」
そのままとても可愛らしい店員はクルブのお願いしていた武器と防具を探しにいった。
「ここのお店すごく綺麗ね、クルブ。」
ここのお店は大きはそこまでは大きくはないが、ほこりやゴミなどは一切なく売られているものはどれもすごく綺麗である。
「そうですね、姉様。」
そんな会話をしていると可愛らしい店員は武器と防具を持っていきた。
「お客さ〜ん!持ってきましたよ〜!!」
「わぁー、すごいですね。」
持ってきたものはどれも一級品のものであった。
「ここのお店はあーしが経営してるんで、綺麗さと品質は保証しますぜ!」
「では、こちらを全部買わせていただきます。」
「え!?」
ミルナが驚いた。
「どうしたのですか?姉様。」
「クルブがこう言うものを買うなんて予想もしてなかったからびっくりしちゃって、、、、」
ミルナはいつもクルブのことを守る側でクルブはこれから魔法の先生になるかと予想していたが、
まさかクルブが一級品の武器と防具を買うのはミルナにとっては予想外であった。
「いいねぇ〜!!お客さん!!交渉成立だ!!」
「では、お会計お願いします。」
そしてお会計が済んだ時
「お客さん!あーしお客さんのこと気に入った!これから時間があったら回らないか?」
「え!?」
今度はクルブにとっての予想外なことが起こった。
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